2016年02月29日

鳴門のコウノトリが巣作り 豊岡市周辺以外で初の繁殖に期待膨らむ【産経WEST2016年2月29日】

昨年巣作りした電柱で今年も繁殖に向け巣作りが始まった=徳島県鳴門市
 兵庫県から飛来し、徳島県鳴門市に定着している国の特別天然記念物コウノトリのペアが、昨年巣作りした電柱で今年も巣作りを始めた。29日に視察に訪れた野生復帰に取り組む「兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園」(豊岡市)の山岸哲園長(76)は「豊岡市周辺以外で初の繁殖が期待され、脅かさないように見守ってほしい」と話した。(井上亨)

 鳴門にいるペアは昨年5月に巣作りを始め、オスがメスの背中に乗る「マウンティング」と呼ばれる交尾行動も見られたが、産卵には至らなかった。

 昨年11〜12月には別々に行動していたが今年になって仲むつまじく餌をついばむ姿も見られるようになり、繁殖へ向けて巣作りするか注目されていた。

一番大事な時期

 ペアが昨年作った巣は原形をとどめないくらい小さくなり、1月末には強風で枝などの巣材がほとんど吹き飛ばされたが、ペアを見守り続ける近くに住む男性(65)によると「2月に入ってオスが枝を運ぶ姿が見られ、25日頃から本格的に巣作りを始めた」という。ペアのマウンティングも複数回目撃されている。

 「兵庫県立コウノトリ郷公園」の山岸園長は「親鳥が巣で1日中伏せるような行動をするようになったら卵があると考えられる」としたうえで、「今の時期が一番大事なときで、なるべく近づかず遠くから見てほしい」と見物に当たってのマナーを指摘した。

 コウノトリの産卵は2〜4月がメーン。木の枝や落ち葉などを使って直径約2メートルの巣を作り、産卵が近づくと枯れ葉を敷き詰めるなどの行動が見られる。卵はニワトリの卵の約2倍の大きさで1〜2日置きに1個ずつ計4〜5個産み、オスとメスが交互に抱卵し、15日くらいするとひなが誕生する。

 一方、徳島県の飯泉嘉門知事は2月定例県議会で豊岡市の人工巣塔を参考にして、コウノトリが安全に営巣できるように夏以降に鳴門市でも人工巣塔を設置する方針を明らかにした。
http://www.sankei.com/west/news/160229/wst1602290051-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/160229/wst1602290051-n2.html

ttp://archive.is/DeBgT
ttp://archive.is/Q5Vug

posted by BNJ at 21:49 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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