2016年04月06日

カラス駆除に天敵タカ◆山形市、鷹匠招き検証【YOMIURI ONLINE2016年4月6日】(既報1ソース)

 ◆山形市、鷹匠招き検証

 山形市は、市街地で年々増えるカラスに対処するため、天敵のタカを使った追い払いを試験的に実施する。県内外から多くの観光客が集まる8月の山形花笠はながさまつりの前の3日間程度、繁華街で実施し、効果を検証する。県内自治体では初めての取り組みで、早朝から響くカラスの鳴き声に頭を悩ませてきた住民からも期待の声が聞かれる。

 市環境課によると、市内には4000羽程度のカラスが生息すると推測される。2015年度に同課へ寄せられた苦情・相談件数は64件。14年度の51件を大幅に上回り、この5年間で3倍以上に増えている。特に、JR山形駅前や同市七日町などの繁華街に大挙して押し寄せる傾向があるという。

 同課は、生息数の1割にあたる400羽を捕獲する目標を掲げている。市中心部の霞城公園などに箱わなを設置しているが、14年度の捕獲数は188羽で、目標の半分にも満たなかった。

 これまで、同課の職員が深夜までレーザーポインターを片手に、住民と協力してカラスの追い払いに奔走するなど、試行錯誤を続けてきた。

 同市木の実1区自治会役員の石川隆士さん(60)も、自宅の屋根や玄関などがカラスのフンで汚される被害に頭を悩ませてきた一人だ。昨年夏に市と協力してレーザーポインターを使って追い払いを試みた。一時的にカラスは去ったが、しばらくして舞い戻ってきたという。

 このため、市は打開策として、西日本で実施して効果があったとされる猛禽もうきん類による追い払いを計画した。山形花笠まつりの前を狙い、電線に群れをなして止まるカラスに向け、鷹匠たかじょうがタカを差し向けて追い払う。

 一般にカラスは学習能力が高いと言われ、「この場所にいるとタカが来る」と理解し、警戒することを期待している。同課は、光や音による追い払いよりも効果が広範囲に及び、長続きするとみる。市は今年度の予算で対策関連の経費43万円を計上している。

 今回の取り組みは実験との位置づけだが、石川さんは「周りの住民もみな困っている。タカの効果に期待したい」と語る。

 同課の担当者は「複数回、タカによる追い払いを実施すれば、効果があるとの意見もある。まずはデータをとって検証していきたい」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20160405-OYTNT50273.html

山形市、迷惑カラスをタカが撃退 東北初、今夏にも試行【山形新聞2016年3月3日】
夕暮れ時にどこからともなく集まり霞城セントラル付近を飛ぶカラス=3日午後6時
 山形市は3日までに、カラス被害対策として2016年度にカラスの天敵であるタカなどの猛禽(もうきん)類を使った追い払いに、初めて取り組む方針を固めた。開会中の市議会3月定例会に、関連予算案を提出。議決されれば、8月の山形花笠まつりの前の時期にも市中心部で行い、効果を検証する。市によると、東北地方の自治体では初の試みになるという。

 市によると、ふん害や騒音、「カラスがたくさんいて気味が悪い」などカラスに関する市民からの苦情・相談は年々増えており、特に秋から冬に多く寄せられる傾向がある。11年度の19件に対し、本年度は2月末までに58件が寄せられた。市は、ねぐらとなっている霞城公園で11年度から、蔵王上野にある最終処分場でも13年度から、箱わなを仕掛けて捕獲に取り組んでおり、14年度は計188羽を処分した。おとり用カラスのえさやりなど手間がかかる割には、年間捕獲目標の400羽に届いていない。

 本年度からは新たに、レーザーポインターの貸し出しを始めた。カラスにレーザーを当てて追い払う試みで、昨年9月に本町と木の実町、今年2月にJR山形駅周辺で住民などと協力して行った。活動に関わったすずらん商店街振興組合の船山隆幸理事長は「1週間ほど追い払いを続けた結果、カラスが来なくなったが、しばらくたつとまた戻ってきた。継続的な取り組みが欠かせず、カラスとの根比べの様相だ」と語る。

 猛禽類による追い払いは、関西地方などではビジネスとして確立しており、鳥が航空機に衝突するバードストライク対策として空港からのニーズもあるという。山形市は、カラスに恐怖心を与えることで長期に広範囲での効果が期待できるとして、専門業者に依頼して試験的に行う。猛禽類をカラスの集団に向かって放し、追い立てる。多くの行楽客が訪れる山形花笠まつりの前に行うことを計画しているが、カラスの数の推移を見ながら実施の時期や期間を調整する方針。

 ムクドリも含めた追い払い事業として、43万円を16年度予算案に計上。市は「レーザーなどで追い払っても、他地区に移動して被害が拡散してしまうのがカラス対策の難しさ。猛禽類を使うことでの効果の期間、追い払い範囲を調べた上で継続的な実施について検討したい」としている。
http://yamagata-np.jp/news/201603/03/kj_2016030300079.php

ttp://archive.is/imMBw
ttp://archive.is/PJS7a
電柱上にカラスの巣、818戸停電…山形【YOMIURI ONLINE2016年3月24日】

posted by BNJ at 11:49 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: