2016年03月13日

大阪)伝書鳩と成長はばたく 幼児生活団で卒業式【朝日新聞デジタル2016年3月13日】(既報関連ソースあり)

卒業式で自分たちで作った伝書鳩の歌を歌う9人=大阪市住吉区

 昨年11月に朝日新聞大阪本社(大阪市北区)から伝書鳩(でんしょばと)を飛ばした幼児教育施設「大阪友の会 幼児生活団」(同市住吉区)の6歳組の9人が12日、卒業式を迎えた。この1年、卵からヒナをかえし、一人前の伝書鳩にするための訓練に取り組んだ。飛び立った後、戻ってこない鳩もおり、命の大切さを含めて多くのことを学び、生活団を巣立った。

 「二上山(にじょうざん)に全員で登りました。景色のいい場所から鳩に手紙をつけて飛ばしました」。大きな地図の前で、指示棒を使って発表する子どもたち。代わる代わる壇上に立ち、模造紙に大きく描いた絵や自作のぬいぐるみを使って、2人1組で鳩小屋の掃除や餌やりの当番をしたこと、少しずつ遠くから飛ばして無事戻って来るよう訓練したことなどを説明した。吉田聖(さとし)君(6)は「生活団の鳩はみんなが訓練したから優秀です」と胸を張った。

 生活団では約半世紀前から伝書鳩の飼育に取り組んできた。長年、鳩のルーツがわからなかったが、朝日新聞大阪本社から鳩を譲り受けていたことが一昨年の冬に判明。その子孫となる12羽を昨年11月26日に同社13階から飛ばした。ただ、直前まで荒れ模様の天気だったこともあり、1羽が戻らなかった。

 ログイン前の続き子どもたちは冬休みの宿題で、帰ってこない鳩たちを思い、物語を考えた。伊豆和音(わおん)さん(6)は鳩の絵を画用紙に描き、「ほかのハトとあそびながら、さがしつづけているのかなあ」と書き添えた。指導者の原節子さん(56)は「子どもたちは今でも『帰ってきた?』と尋ねてくる。ずっと待つ姿が印象的で、家族のように思う気持ちが育っていると感じた」と話す。

 2月10日には、約100キロ離れた滋賀県彦根市の彦根城で最後の訓練に挑んだ。かごから飛び立った11羽は雪の残る琵琶湖畔を背に風に立ち向かうようにして飛んでいったが、4羽が戻らなかった。この1年で25羽いた鳩は15羽になり、「オオタカに襲われたか、頭の中の磁石が壊れたのかな」と子どもたち。後藤那波さん(6)は鳩がいつ戻ってきてもいいよう、掃除当番を頑張った。

 3月4日、2羽のひながかえった。6日後に小屋をのぞくと目が開いていて、「かわいい」と江田要君(6)。母親のさやかさん(39)は「鳩を育てることで周りの友だちの命、自分の命の大切さを学んでくれたと思う」と振り返った。

 4月には小学1年生。生活団では新たに6歳組になる子どもたちが鳩の飼育を引き継ぐ。「大事にしてほしいな」と田川いちかさん(6)。鳩たちを後輩に託し、施設を後にした。(大蔦幸)
http://www.asahi.com/articles/ASJ3C5T5CJ3CPTIL02C.html

ttp://archive.is/pkCNx
子どもと成長した伝書鳩 新聞社で活躍の子孫、空に舞う【朝日新聞デジタル2015年11月27日】

posted by BNJ at 11:35 | Comment(0) | 愛玩鳥/飼い鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: