2015年04月13日

くらしナビ・ライフスタイル フクロウカフェが人気の訳【毎日新聞2015年4月13日】

フクロウと触れ合いながら写真撮影を楽しむ人たち=大阪市北区の「フクロウのみせ大阪店」で
魅力的な大きな瞳/かわいい/種類、性格さまざま/飽きない癒やしの存在

 住宅事情や家庭環境からペットを飼うことが難しい人にとって、動物カフェは気軽に動物と触れ合える場だ。猫カフェが一般的になるなか、最近フクロウカフェがじわじわと人気を集めている。その魅力を探った。【倉田陶子】

 ●触れ合って撮影も

 フクロウ専門のカフェ「フクロウのみせ大阪店」(大阪市北区)では、人間のスタッフのほかに約20羽のフクロウが客を迎える。客は1時間ごとの入れ替え制で、ワンドリンク1500〜1700円(小学生以下1000円、要保護者同伴)。触れ合いコーナーにいる5羽前後のフクロウは、腕に乗せたり触ったり自由に接することができる。棚でくつろぐその他のフクロウは、触ることはできないが写真撮影を楽しめるという。

 片手に乗りそうなほど小さいコキンメフクロウや大型のシベリアワシミミズクなど、さまざまなサイズのフクロウが並ぶ様子は迫力満点。鋭い爪やくちばしから怖いイメージがあったが、じっと見つめられると大きな瞳に吸い込まれそうになる。

 春休み中の平日午後、店は国内外から来た約20人の客で満員だった。スタッフから触り方や撮影時にフラッシュを使わないなど一通りの説明を聞いたら、触れ合いタイム。「かわいー」「癒やされる!」と歓声が次々と上がる。なめらかな羽をゆっくりなでたり、スタッフの手を借りてフクロウを頭に乗せたりと、楽しみ方もさまざまだ。

 大阪府枚方市の中学1年生、平田萌衣(もえ)さん(12)は「どのフクロウもめっちゃかわいい。また来たい」と満足げ。母親の緒香(ゆか)さんは「家では飼えないので、こういう所で触れ合えるのはありがたい」と話す。

 スタッフの樋川百香さん(21)はフクロウの魅力を「見ていて飽きない癒やしの存在」と話す。甘えん坊のフクロウもいれば、好奇心旺盛なフクロウもいる。「同じ種類でも性格が違うところもおもしろい」という。

 一方、動物愛護の観点から大事なのがフクロウの体調管理だ。同店の場合、1羽のフクロウが客と接するのは1日1〜3時間。時間帯によってフクロウを入れ替え、3カ月に1度の健康診断も欠かさない。樋川さんは「お客様に楽しくフクロウと触れ合っていただくために、フクロウのことを第一に考えている。フクロウの魅力をたくさんの人に知ってほしい」と話す。

 ●家で飼うことも

 フクロウと一緒に暮らしたいという人もいるだろう。同店では生体販売を行っており、店に通って気に入ったフクロウを飼う人もいるという。

 日本には野生のフクロウもいるが、環境省野生生物課によると、野生のフクロウを勝手に捕獲したり、その卵を採取することは鳥獣保護法で禁止されている。違反すれば罰則(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)もある。しかし、海外から合法的に輸入したフクロウの飼育や繁殖は可能だという。

 フクロウ目フクロウ科フクロウ属の猛きん類。日本では九州以北、四国、本州、北海道に広く分布している。

 西日本の主なフクロウカフェは、「わたわた」(奈良市、電話0742・81・8822)や「BiBi&GeorGe」(神戸市中央区、電話078・391・2960)などがある。
http://mainichi.jp/articles/20150413/ddn/013/040/013000c

ttp://archive.is/sFR9t

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