2015年04月19日

小中併設校 流山市、初の開校 子ども急増に対応 おおたかの森 /千葉【毎日新聞2015年4月19日】

流山市で初の小中併設校「おおたかの森小・中学校」
 つくばエクスプレス(TX)流山おおたかの森駅周辺地区の児童・生徒数の急増に対応しようと、流山市が建設を進めていた市内初の小中併設校「市立おおたかの森小・中学校」(同市市野谷)が今月、開校した。

 同校はオオタカが生息する「おおたかの森」に接し、緩やかな起伏を生かした3階建て(一部2階)で、総床面積約2万2000平方メートル(敷地面積約3万4000平方メートル)。大きく東西二つのブロックに分かれ、中央に「風の道」と呼ばれる広々とした通路がある。

 最大50学級分の教室が確保でき、児童数がピークを過ぎれば小学校の教室を中学校の教室に転用することも可能という。また、保護者が子どもと気軽に読書を楽しめる県内2番目の「子ども図書館」や、180人収容のホールと会議室を備えた「おおたかの森センター」も併設された。

 市によると、2005年のTX開通以降、マンションや住宅の開発が進み、同駅周辺で児童・生徒数が急増。市の予想では、小学校の児童数のピークは19年に訪れ、27学級となる。中学校は24年に30学級となる。5年のずれがあるため、小学校の教室を中学校に転用できる併設校とした。

 総事業費は約126億円。別々に建設するよりも約14億円の経費を節減できた。【橋口正】
http://mainichi.jp/articles/20150419/ddl/k12/100/049000c

’15統一地方選・ちば 注目区ルポ・浮沈をかけて/中 人口問題 /千葉【毎日新聞2015年4月9日】
減少、歯止め策なく 転入増でも育児支援など悩み

 「4年前に比べて人口が3千人減少」「人口減少に歯止めを」−−同様の文言が並ぶ2枚のパンフレット。山武市選挙区(定数1)で争う、2候補のものだ。

 2006年3月に成東町や蓮沼村など4町村が合併して誕生した山武市。当初約6万人あった人口は今年4月1日現在で5万4594人に減った。民間有識者で作る日本創成会議(座長・増田寛也元総務相)は、少子化と人口流出の試算から「消滅可能性都市」として名前を挙げる。人口減が続けば税収も減り、地域の活力が失われていく−−。市の関係者の危機感は強い。

 自民現職の松下浩明候補(54)は「産業振興と雇用の確保が対策の要だ」と強調。労働人口の増加を目指し、企業誘致の推進などを訴える。次世代の党新人の鈴木匡哉候補(45)は「知名度アップが最優先課題」とし、市内の主要駅「成東」の駅名に自治体名を入れて「山武成東」に変更するよう主張する。

 しかし、人口減少は日本の構造的な課題でもある。椎名千収市長が嘆くように「今は高度成長期ではなく、短期的にV字形の回復を望める策はない」のが現状だ。「特効薬がない中で、できることを全てやっていくしかない」。ある候補者はつぶやいた。

   ◇   ◇

 「『子育てに一番の流山』に実態を伴わせなければ」

 通勤客が激しく行き交う朝の南流山駅前で候補者の演説が響く。だが、ほとんどの出勤客らは急ぎ足で通り過ぎ、耳を傾ける有権者の姿は見当たらない。駅では、混雑するつくばエクスプレスが動き出していた。

 人口減少を不安視する自治体が少なくない一方、千葉県は14年の人口移動報告で、転入者が転出者を上回る「転入超過」が8364人と前年からの増加数では全国一を記録した。中でも県内最多となったのが流山市(2387人)だった。

 人口を押し上げた要因は05年のつくばエクスプレス開通だ。通勤圏としての魅力が大幅に増し、マンション開発が激化。特に子育て世代の流入が激しく、市は今春、新たに市初となる小中併設校「おおたかの森小・中学校」(同市市野谷)を開校させた。待機児童も増加。対策として保育所の定員を開通時から倍以上に増やすなどしているが、かえって需要を掘り起こすことにもつながり、抜本的な解消への道は遠い。

 定数2に4候補が名乗りを上げた流山市選挙区。原則的には基礎的自治体=市の課題にもかかわらず、有権者の関心も高いため、各候補が待機児童対策を公約に掲げる。ある候補者は「子供の増加は読み切れない。県との協力が不可欠だ」と強調する。

 慢性的な交通渋滞、区画整理事業に伴う生活道路の通行止め−−人口増の反動は教育・保育施設不足にとどまらないが、「(マイナス面が出ようと)人口が増えるに越したことはない」という意見は多い。市と県の密な協力を要する重要課題に対し、候補者の一人は「市が解決し切れない課題を県などに伝えて解決を目指すのは、どの地域の県議も変わらずにやっているはず」と話す。

   ◇   ◇

 栄町職員にとって、流山市の課題は「ぜいたくな悩み」に映るようだ。

 栄町は日本創成会議が昨年発表した「2040年に子供を産む世代の女性の減少率」で、県内でワーストワンの77・3%と試算された。人口は2万1656人(4月1日現在)と、ここ10年で3000人以上減少。人口減対策を担当する町職員は「人口が増えている自治体とは状況も課題も違いすぎる。栄町にもつくばエクスプレスのような列車が一本通ってくれれば」とうらやんだ。

 しかし、印旛郡選挙区(栄町・酒々井町、定数1)に出馬する2候補の主要政策には、人口減対策についての直接的な言及はない。候補者の一人は、成田空港に近いこともあり、地域の活性化を目指して史跡など既存の「資源」を生かした観光都市化を訴えるが、「人口減に対する関心は低い」と言い切る。「大合併の機運もない今、人口減少に対してできることは限られている。やれることは着実な街づくりだけだ」

 さらに事情を複雑にしているのが2候補の地盤だ。両者の地盤は選挙区を構成する栄、酒々井両町に分かれており、「自治体間の代理戦争」の様相を呈している。「同じ町という理由で支援が広がる」(陣営関係者)ことも多いという。「人口規模も同じ、合併もしないなど、状況は同じなのだが……」。他方の町で手応えを感じない候補者は腕を組んだ。

 地域代表となる県議は、それぞれの要望をどう県の政策につなげるのか。選挙区によって異なる問題、選挙区内の複雑な事情を抱えながら模索を続けている。

流山市(定数2−4)

矢田春代 48 党副支部長 共新

小宮清子 64 党県代表 社現(4)

武田正光 45 公認会計士 自現(2)

保坂隆裕 29 党県政策委員 維新

山武市(定数1−2)

松下浩明 54 党県副幹事長 自現(2)

鈴木匡哉 45 IT会社社長 次新

印旛郡(定数1−2)

岩井泰憲 45 [元]学習塾講師 無現(1)

金塚学 41 動物霊園経営 自新

 ※届け出順
http://mainichi.jp/articles/20150408/ddl/k12/010/045000c

ttp://archive.is/mAZeA
ttp://archive.is/78cSv

posted by BNJ at 23:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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