2016年04月05日

【学校で酒をつくってみる〜トキの島から】第1部・辛口でいこう(上)日本海を見下ろす高台に「学校蔵」はあった 佐渡で記者が体験!【産経ニュース2016年4月5日】

学校蔵を案内する尾畑留美子さん(大山文兄撮影)
 紙面も酒も「極上辛口」 麹、酵母…専門用語に混乱

 国内有数の日本酒王国・新潟。約90の酒蔵があり、国内出荷量は全国3位、吟醸酒など高品質酒の生産量は多い。県内消費量は成人1人当たり13・3リットル(平成25年度)で全国トップ、2位秋田県の同9・7リットルを大きく引き離す。そんな飲んべえの地・新潟で支局勤務4年目を迎える記者が、新潟にいるなら酒を極めたい−と、酒造りに取り組むことになった。(市川雄二)

                 
★   ☆

 きっかけは、国の特別天然記念物トキで有名な佐渡島(佐渡市)にある尾畑酒造=平島健社長(51)=への取材だった。同社が2年前から取り組んでいる廃校の小学校校舎を酒蔵として活用する「学校蔵」の取材で昨年12月下旬、島西部の本社を訪ねた。

 明治25年創業の蔵は杉玉が飾られ、歴史を感じさせる。甘い香りが漂うなか、金属製の8千から2万リットル入るというタンクが何本も置かれ、かつて米を蒸すのに使った巨大な釜なども置かれていた。

 そこから車で10分ほど、日本海を見下ろす高台に学校蔵はあった。外観は木造校舎のままだが、内部はきれいに改装されている。平島社長の妻で専務の尾畑留美子さん(50)の案内で見学した。

 ステンレスで囲まれ温度管理された麹(こうじ)室で麹を、さらに酵母で酒母をつくり、仕込み室の真新しい大きなタンクでもろみを3段に仕込んで…と説明を受ける。

 日本酒は、米を麹菌と酵母(イースト)の力を借りて発酵させて造る。単純な分だけ、原材料の米と水、そして造り方で大きく味が違ってくる−ということは分かるが、実感が伴わない用語が次々に登場し、混乱してくる。

 そんな記者に、尾畑さんは学校蔵で酒造りを学ぶ人も受け入れており、「やってみたらどうです」と勧めてくれた。もちろん、酒造りの職人・杜氏(とうじ)が指導してくれるので心配はないそうだ。すでに都内で飲食店を経営する企業の社員や、九州の若者たちが体験したという。

 新潟にいるのだから、この機会を逃すのも惜しい気がしてきた。持ち帰って上司に相談したところ社業として取り組むことに…もう後には引けない。

 さて、どんな味にするか。産経新聞らしく「超辛口」を提案したが、尾畑さんから「いまは甘みや酸味があるほうが受ける」と言われ、一度は挫折。だが今年2月、再訪した際には「辛口を分かっていない人が多いから、改めて『辛口とは』を学びながら造ってみては」と提案された。

 平島社長からも「どう辛く感じるかは人によってさまざま。『こういうイメージの酒を造りたい』という考えがあれば聞かせてほしい」と言われ、宿題として持って帰ることになった。
http://www.sankei.com/premium/news/160405/prm1604050007-n1.html
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タグ:トキ 佐渡島
posted by BNJ at 23:00 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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