2016年04月13日

盛岡人の優しい気質 映像に【朝日新聞デジタル2016年4月13日】(映画「無名碑 MONUMENT」/ハクチョウ)

映画「無名碑 MONUMENT」の一場面=村上浩康さん提供
 盛岡市の桜の名所でハクチョウの飛来地としても知られる「高松の池」に集まる人たちのエピソードを桜の映像とともに描いたドキュメンタリー映画「無名碑 MONUMENT」が、16日から盛岡市大通2丁目の「アートフォーラム」で上映される。市民の池への思いが詰まった映画だ。

    ◇

 ドキュメンタリー映画を手がける村上浩康監督(49)=仙台市出身=が撮影、制作した。村上監督は盛岡市民有志が2014年から始めた「盛岡たかまつ手づくり映画祭」実行委員長の小田中卓也さんと友人で、映画祭に出す作品を撮ってみないかと誘われたのがきっかけ。村上監督は「地産地消の映画祭」という趣旨に共感したという。

 村上監督は、初めて高松の池を訪れた昨年3月、池の周辺にシベリア抑留者の慰霊碑や核兵器廃絶を願う銅像など戦争に関する記念碑が多いことに気づいた。

 同4月18日から28日にかけ、花見で池を訪れた約100人に声をかけ、池をめぐるエピソードを聞いた。池のなりたちを語る郷土史研究家、ハクチョウと人間の絆を訴える野鳥愛好家、夜明け前の池で敗戦によるシベリア抑留の体験を語る老人、花見客にギターの弾き語りを披露する「流し」の男性……。映画には多彩な人々が登場する。

 タイトルには池に集まる名前も知らない人々との一期一会から生まれた映画という思いを込めた。作品は昨年7月の第2回手づくり映画祭で上映後、同10月の「もりおか映画祭」でも上映され、好評だった。

 村上監督は「人々の話から歴史や文化、環境問題など現代社会の縮図が見えてきた。高松の池という小さな空間を徹底的に取材することで普遍的なテーマが浮かび上がってきた」とし、「盛岡の人たちの優しい気質と桜が一斉に咲き誇る季節の開放感から生まれた映画」と話している。

 上映時間は70分。16、17日は午前10時、正午、午後6時15分、18〜22日は午前10時、午後7時の上映。当日券一般1500円、学生1300円、60歳以上1100円。前売り券(千円)も発売中。問い合わせはアートフォーラム(019・681・1327)へ。

(斎藤徹)
http://www.asahi.com/articles/CMTW1604130300001.html

ttp://archive.is/sQqrz

posted by BNJ at 22:08 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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