2016年04月14日

【茨城】渡良瀬が育む野鳥たち 豊かな生態系まとめガイド本に【東京新聞2016年4月14日】

野鳥ガイドブックを手にする関口さん=栃木県栃木市で

 ラムサール条約の登録湿地の渡良瀬遊水地で、保全活動に取り組んでいる「渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団」(栃木県栃木市)が、湿地に集まってくる野鳥のガイドブックを作成した。野鳥の生態や広大な湿地の四季の変化などを紹介し、図鑑としてだけでなく、子どもたちの環境学習にも活用できるようにした。(原田拓哉)
 茨城、栃木、群馬、埼玉の四県にまたがる渡良瀬遊水地は、面積三十三平方キロメートルで本州以南で最大の湿地。ヨシやオギなどの群生地が広がり、国内で生息が確認できる野鳥の半数に当たる二百六十種が見られ、このうち五十八種は国の絶滅危惧種に指定されている。
 ガイドブックは、古河市在住で「渡良瀬遊水地野鳥観察会」のメンバー、関口明さん(66)が中心になり編集した。関口さんは中学の教諭を定年で退職後、遊水地で野鳥の観察を続けている。
 掲載している野鳥は計百四十一種。写真は一部を除き、関口さん自ら撮影した。世界的にも希少で生息地が限られるオオセッカ、冬鳥として飛来するヘラサギ、食物連鎖の頂点に立ち、まれに遊水地の上空を飛ぶ姿が目撃されるクマタカなど、貴重な野鳥たちも登場する。
 また、初心者向けに、水辺やヨシ原、上空など生息環境別に、野鳥の探し方や見分け方について解説している。
 関口さんは「遊水地ではヨシ原が野鳥のねぐらになったり、餌場になったりしている。生態系の豊かさを伝えていければ」と話している。
 ガイドブックはカラー刷りでA5判九十六ページ。百円。財団が運営する渡良瀬遊水地湿地資料館と体験活動センターわたらせで販売している。
 問い合わせは財団=電0282(62)5558=へ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201604/CK2016041402000170.html

野鳥ガイドブック 発行 渡良瀬遊水地の野鳥観察に一助 /栃木【毎日新聞2016年4月8日】
 栃木、群馬、埼玉、茨城の4県にまたがる渡良瀬遊水地で観察できる141種類の野鳥の見分け方や生態を収録した「渡良瀬遊水地野鳥ガイドブック」がこのほど、発行された。渡良瀬遊水地湿地資料館の担当者は「野鳥を観察する時はガイドブックをポケットに入れて利用し、野鳥に親しんでほしい」と話している。

 ガイドブックは、携行しやすいA5サイズ、全カラー96ページ。河川整備基金の助成を受けて作成された。通常の野鳥図鑑とは異なり、地元有志団体「渡良瀬遊水地野鳥観察会」が撮影した写真を多く使い、野鳥のエサやねぐらの場所などの基礎知識、体の特徴などについて分かりやすく書かれている。文章には全て読み仮名があり、子供の環境学習にも適しているという。

 5〜6月には、絶滅危惧種の「オオセッカ」などを見られるという。価格は100円(税込み)で、同資料館と「体験活動センターわたらせ」で販売されている。同問い合わせは同資料館(0282・62・5558)。【野口麗子】
http://mainichi.jp/articles/20160408/ddl/k09/040/121000c

http://archive.is/k50mj
http://archive.is/clzNx

posted by BNJ at 11:18 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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