2016年04月17日

山形)「酒田市白鳥を愛する会」が記念誌【朝日新聞デジタル2016年4月17日】

記念誌「白鳥と共に50年」をまとめた「酒田市白鳥を愛する会」の後藤栄会長

 最上川河口を全国に知られたハクチョウ飛来地、最上川スワンパークに育て上げた市民団体「酒田市白鳥を愛する会」が3月、記念誌「白鳥と共に50年」をまとめた。冊子には、愛護活動に熱心に関わり、今春卒業した市立第三中学校の生徒たちの思いも収められた。11代目会長の後藤栄さん(73)は「ハクチョウを見守る活動が我々住民に優しさも育んでくれている」と話している。

 最上川スワンパークのハクチョウの飛来数は約1万羽。日本一の規模を誇るまでになった第一歩は、三中の生徒が1966年に7羽の白い鳥を見つけたことだった。

 ハクチョウと分かると、子どもたちの教育に役立てるため、自治会が母体となって「愛する会」を結成、ハクチョウの愛護活動を始めた。

 寄稿文と活動を紹介する写真で構成された記念誌には、餌付けやエサ集めに苦労した話などが関係者の思い出としてつづられている。また、餌付けの是非が問題になり、鳥インフルエンザ問題をきっかけに2008年以降、餌付けが禁止されたことも記されている。

 そのような経緯の中で、ハクチョウの自然なエサとなるマコモを植えるボランティアは、三中の生徒による息の長い活動として続いている。23年目の昨年、増水で中止となったことについて3年の福嶋悠斗さんは「白鳥さんごめんなさい」と題した作文を寄せ、「こんなに残念な気持ちになったのも初めて」と書いた。

 冊子はB5判28ページ。寄稿した28人中19人が福嶋さんら今春卒業した三中の3年生。題は「白鳥がくる理由」「酒田の自慢の白鳥」「私たちができること」などとある。若い人たちに、思いやりの心が受け継がれたと感じる後藤会長は「目次を見るだけでもうれしくなる」と語っていた。

 冊子の希望者は市東禅寺コミュニティ防災センター内の「愛する会」事務局(0234・23・7481)まで。(伊東大治)
http://www.asahi.com/articles/ASJ444PT9J44UZHB00C.html

ttp://archive.is/s5qMP

posted by BNJ at 11:53 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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