2016年04月23日

雄のコウノトリ、埋め立て地の電柱に巣…嫁なし【読売新聞2016年4月23日】(既報1ソース)

電柱の上に作られたコウノトリの巣
 3年半ほど前から和歌山市に住みついている雄のコウノトリ(国特別天然記念物)が、同市湊の紀の川河口の埋め立て地に立つ電柱に巣を作った。

 雌はおらず、卵を育てているわけではないが、関係者は「カップルが成立すれば、赤ちゃんが生まれる可能性がある」と期待を寄せている。

 コウノトリは足に付けられた輪で個体識別が行われており、和歌山市内に住みついているのは、京都府京丹後市で2012年5月に生まれた「J0057」という雄。同年9月から和歌山市園部にある電力関係の鉄塔をねぐらにして飛び回り、鳥好きの市民からは「和歌山コウちゃん」と呼ばれている。

 巣を作ったのは、鉄塔から約7キロ西に離れた新日鉄住金和歌山製鉄所そばの電柱(高さ約13メートル)。一帯は、関西電力が将来のLNG火力発電所建設を見込んで1998〜99年に取得した。関電によると、現在は地盤改良中で土地は利用しておらず、電柱に電気は通っていない。

 同市内で喫茶店を経営し、コウノトリの様子をブログで発信している土橋進さん(64)によると、3月22日にお客さんから「大きい鳥が巣作りをしている」と連絡があった。翌日、仲間の福田直彦さん(71)が許可を受けて現地を訪れたところ、コウノトリが小枝などを集めて作った巣の上で約15分間、周囲を見渡している様子を確認し、写真も撮った。一般人が立ち入れる場所ではないため、関電は、とりあえず様子を静観する方針。天然記念物を担当する県も動向を見守る。

 兵庫県豊岡市の「県立コウノトリの郷さと公園」によると、コウノトリは通常、カップルで巣作りを行うが、雄単体で作る例もあるという。ただ、普段居着いている地域から相当に離れた場所のため、福田さんは「テリトリー内でなく、なぜあえて離れた埋め立て地の電柱に巣を作ったのか。近くに餌場でもあるのだろうか」と首をひねる。

 土橋さんによると、1月までは県内で別の雌のコウノトリを確認する場面もあったが、やがて京丹後市に移動し、現在は雄の「J0057」がいるのみという。

 通常、コウノトリの産卵は5月頃までに終わるとされる。雌の飛来がないため、現時点でその兆候はうかがえないが、土橋さんは「大型の鳥なので、和歌山からすると福井県や富山県ぐらいまで行動範囲に含まれる。どこかから『お嫁さん』を連れてきて、赤ちゃんを和歌山で産んでくれたらうれしい」と話している。(今村真樹)
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20160421-OYT1T50051.html

徳島)鳴門のコウノトリ、メスは兵庫へ【朝日新聞デジタル2016年4月21日】
 鳴門市でコウノトリの定着を目指す推進連絡協議会の第3回会合が20日あり、このほど繁殖に失敗したペアのうち、メスが19日に鳴門を離れて兵庫県姫路市に飛来した、と報告された。協議会の竹村昇会長は「今は見守るしかない。また戻ってくると期待している」と話している。

 県によると、兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(同県豊岡市)から20日午前、メスの発信機のデータをもとに連絡があった。19日午前9時は鳴門市瀬戸町で、午後3〜6時には姫路市内で確認されたという。郷公園の担当者は取材に対し、「ペアがこのように離れることは、豊岡の例も含めて今までにない」と述べた。

 ペアは今月5日、卵をカラスに襲われて繁殖に失敗した。協議会の調査チームの報告では、原因として、餌を求めて巣に長時間戻らなかったメスを空腹のオスが攻撃し、正常に抱卵しなくなった可能性を挙げた。また、ペアとは別のメス1羽が10日ごろから巣に接近しているという。
http://www.asahi.com/articles/ASJ4N3GMVJ4NPUTB007.html

ttp://archive.is/bf2qO
ttp://archive.is/0Onis
徳島)コウノトリ、仲直り? 2羽で巣作り【朝日新聞デジタル2016年4月10日】
【鳴門・コウノトリ】カラス持ち去りの卵は無精卵、コウノトリ繁殖は失敗…再び産卵も?【産経WEST2016年4月6日】

posted by BNJ at 23:45 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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