2016年04月27日

写真館 空覆う渡り鳥の大群 佐賀「東よか干潟」 /九州【毎日新聞2016年4月27日】

夕暮れの東よか干潟を舞うハマシギの大群
 昨年5月に国際的に重要な湿地の保全を目指すラムサール条約に登録された佐賀市の「東よか干潟」。有明海沿岸の広大な干潟のうち東与賀海岸に面した218ヘクタールが特別保護区に指定された。

 環境省が2015年春に実施した全国約100カ所のモニタリング調査で、渡り鳥のシギ・チドリ類の飛来数が1万2127羽を記録し、全国一となった。

 佐賀市環境政策課では、ラムサール条約登録を受けてボランティアガイドを公募。今年3月から28人が、野鳥や干潟の底生生物など各分野の専門家を招いた講習会を受講。5月には本格的に始動する予定だ。

 かつて有明海沿岸では長崎県の諫早湾干潟が最大の渡り鳥の飛来地だった。しかし1997年4月に国営諫早湾干拓事業により潮受け堤防が閉め切られると、行き場を失った渡り鳥は佐賀沿岸など周辺の干潟に殺到した。

 当時を知る日本野鳥の会佐賀県支部の宮原明幸支部長は「空を覆い尽くすようなハマシギの大群が押し寄せた」と話す。その数は8000羽を超えた。現在でも6000羽前後が飛来、越冬する。

 同条約で保護が決まったばかりだが、気がかりな問題もある。直線距離で約3キロしか離れていない佐賀空港に持ち上がっている自衛隊のオスプレイ配備計画だ。宮原さんは「国防の問題もあり難しい話だが、保護地区の真上を飛ぶことは避けてほしい」と危惧している。【写真・文 野田武】
http://mainichi.jp/articles/20160427/ddl/k40/040/429000c

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posted by BNJ at 23:09 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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