2016年05月09日

100歳超えも? ご長寿オウムたちが集う家【朝日新聞デジタル2016年5月9日】(オウム、インコの保護施設「とり村」(埼玉県新座市)NPO法人「TSUBASA」)

世界一美しいオウムといわるクルマサカオウム=竹谷俊之撮影

■360度動画「いきもの目線」

 「ナンデヤネン」「カーサン、オカタヲ、タタキマショ―♪」

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 屋内に入ったとたん、たどたどしい関西弁や歌声が、あちこちから聞こえてきた。ここは、オウムやインコの保護施設「とり村」(埼玉県新座市)。NPO法人「TSUBASA」が運営するこの施設には、飼い主が手放した鳥たちが、全国から集まってくる。

 小さな教室ほどある放鳥用の中庭に出ると、オウムの一種オオバタンが、頭上の止まり木から出迎えてくれた。

 広げると40〜50センチはある淡いピンク色の羽。本気でかめば人の手の骨も砕くという立派なくちばし。激しい鳴き声は威圧感すらあるが、実は人なつこい。小一時間ほどすると、慣れたのか足元にとことこ寄ってきて、頭ですりすりしてくれた。

 TSUBASAは16年前、代表理事の松本壮志さん(60)が、半導体関係の会社経営の傍ら設立した。ペットショップで売れ残った鳥たちの扱いに、心を痛めていたためだ。

 いまは、約40種150羽のオウムやインコを保護している。繁殖のさせ過ぎや鳴き声の激しさ。飼い主が手放す理由は様々だが、「長寿」であることもその一つだ。

 松本さんによると、オウムやインコの寿命は、大型種だと50〜60年、100歳を超す例もあるという。「これほど長生きとは知らずに飼い始める人も少なくない」。飼い主自身も年を取って世話をしきれなくなり、保護を頼んでくるのだそうだ。

 新たな飼い主探しも、TSUBASAの役割だ。年に20〜30羽が引き取られていく。愛情込めて世話した鳥たちの巣立ちは、「最もうれしくて、寂しいときです」。

 ところで先ほどのオオバタン、名前は「トキ」君。年齢は30歳を超す。鳴き声がうるさいと売れ残り、ペットショップをたらい回しされていたのを、松本さんが18年前に引き取った。

 人が大好きで、「お話」が大好き。激しく鳴くのは「かまって」「ボクを見て」と、人の気を引きたいからなのだ。

 「保護した鳥たちみんなが引き取られ、ゼロになるのが目標だ」という松本さん。トキ君の「お話」に気長に付き合ってくれる飼い主も、いつか見つけたい。それが願いだ。(林幹益)
http://www.asahi.com/articles/ASJ4H0TMCJ4GUEHF01B.html

ttp://archive.is/KbqUa

posted by BNJ at 23:03 | Comment(0) | 愛玩鳥/飼い鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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