2016年05月11日

天童、東根などカラス営巣の“適地” 停電件数、突出し多い【山形新聞2016年5月11日】

東根市内で電柱上部に作られたカラスの巣(東北電力天童営業所提供)
 電柱上にできたカラスの巣が原因となる停電が多い季節を迎えている。東北電力山形支店管内で突出して多いのは、天童市や東根市などをエリアとする天童営業所。サクランボなどの果樹生産が盛んな地域で、剪定(せんてい)枝が営巣を手助けする形になっているようだ。

 4月7日から8日にかけて、河北町と東根市で計3件の停電が相次いだ。いずれも電柱上部の開閉器と呼ばれる部分に、木の枝で作ったカラスの巣があった。雨でぬれていたため漏電につながったらしい。28日もカラスの巣が原因で、寒河江市で停電した。

 山形支店管内7営業所で2015年度シーズン(2〜7月)、撤去されたカラスの巣は7482個。うち天童、東根のほか村山、寒河江、西村山郡の8市町をエリアとする天童営業所は2919件と4割近くを占める。2番目の山形営業所(山形、上山など4市町)の1869個などを大きく引き離す。右肩上がりで増え続け、2010年度に比べほぼ2倍。東北電力7県でも最多という。

果樹産地の剪定枝が使い放題?
 同営業所は営巣の多い理由について、カラスのねぐらとなる月山や奥羽山脈の裾野に位置することに加え、畑に野積みされた剪定(せんてい)枝を挙げる。「県内きっての果樹産地。剪定時期に重なり営巣(の材料)に事欠かないのだろう」と担当者。

 3〜5月が繁殖のピーク。今シーズンも管内の撤去数は既に1959個(3〜4月)に上っている。

 毎週1回、自社だけでなく配電工事会社にも手配して管内全域でパトロールを実施。しかし、カラスが巣作りに要するのは2〜3日ほどといい、警戒が追いつかない。あざ笑うかのように、撤去後また同じ場所に繰り返して作るケースも。高圧線を避けた場所に架台を設けて、影響のない場所に営巣させる誘導策も打っている。しかし、実効性はなかなか上がらないのが現状という。
http://yamagata-np.jp/news/201605/10/kj_2016051000213.php

ttp://archive.is/VYK7W
カラスと電柱上の攻防、ハンガーの針金が大敵【読売新聞2016年5月3日】
カラスの巣作りピーク 電柱からの撤去依頼相次ぐ【苫小牧民報2016年4月26日】
電柱上にあるカラスの巣を撤去 酒田で東北電力【山形新聞2016年4月19日】

posted by BNJ at 21:47 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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