2016年05月11日

アマサギとムナグロ 坂戸の田に舞い降りる /埼玉【毎日新聞2016年5月11日】

 田植えの準備が進む坂戸市内の田に1羽ずつ降り立った渡り鳥のアマサギとムナグロの姿を日報連会員の山崎雅光さんが撮影した。

 アマサギは越冬をしていた東南アジアなどから4月ごろに飛来して日本各地などで繁殖する「夏鳥」。体長約50センチとシラサギの仲間の中では小型で、頭や胸など上半身のオレンジがかった褐色をした美しい羽毛が特徴。羽色は非繁殖期には、くちばし以外全身が真っ白になる。

 山崎さんが撮影したアマサギは4月23日昼、坂戸市内の田で田植えの準備をしているトラクターの周りを歩き回り、時折、掘り起こされた土の中から飛び出す虫などをつつくような仕草をしていた。

 県生態系保護協会の高橋衛さんによると、アマサギは以前、県内でも多くあったサギの集団繁殖地(サギ山)でコサギなど他のサギ類と一緒に繁殖していたが、近年はサギ山の数が減り、見る機会も少なくなってきている。

 一方、チドリ科のムナグロは東南アジア方面で越冬し、夏にシベリアなどで繁殖する。渡りの途中の春と秋に日本を通過することから「旅鳥」とも呼ばれる。山崎さんは5月3日早朝、坂戸市内の田を歩き回る姿をカメラに収めた。

 ムナグロは名前の通り、夏羽の色が頭から胸、腹にかけて真っ黒だが、撮影された個体は黒と白の羽毛がまだらに交ざり合っている。高橋さんによると、夏羽への移行途中のためで、これから北に向かうにつれて真っ黒に生え変わる。

 高橋さんは「撮影されたアマサギとムナグロはいずれも、春に見ることができる姿で、鳥の好きな人にとっては『春の風物詩』と言える」と話している。【中山信】
http://mainichi.jp/articles/20160511/ddl/k11/040/212000c

ttp://archive.is/7UE2N

posted by BNJ at 22:14 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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