2016年05月13日

【きのうきょう】ツバメの巣【産経ニュース2016年5月13日】

 東京都小平市 木下克子 77 主婦

 買い物に訪れた駅前の商店街で、悲鳴のような鳥の鳴き声を耳にした。何ごとかと足を止めると、アーケード近くの店の壁に2羽のツバメが張り付いて鳴いていた。壁には、巣を取り除いた跡があった。

 かつては、春になると、商店街のいくつかの店の軒下にツバメが巣を作り、毎年のようにひな鳥の成長を目にできた。店の人も、巣の下に板を取り付けたり、注意を呼びかける張り紙をしたりと、愛情を持って見守っていた。ツバメの子育ては、見る人の心をなごませるものだった。

 しかし、いつの頃からだろうか、一軒また一軒と巣が取り払われていった。軒先の巣作りは商店にとっては問題があるのはよく分かるので、やむを得ないと思う。その一方で、残念な気持ちがこみ上げてくる。悲しそうな鳴き声が耳から離れない。

 ツバメたちのために、私が何かできることはなかったのかな、と考えている。
http://www.sankei.com/life/news/160513/lif1605130012-n1.html

ttp://archive.is/oS0ca

タグ:ツバメ
posted by BNJ at 11:50 | Comment(0) | 鳥類コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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