2016年05月21日

ライチョウ 噴火の影響少なく 御嶽山で実態予備調査 /長野【毎日新聞2016年5月21日】(既報1ソース)

 御嶽山(長野・岐阜県、3067メートル)に生息する国特別天然記念物・ライチョウの実態調査で、予備調査が20日、9合目付近であった。火山灰は稜線(りょうせん)付近にかなり残っていたが、ナワバリ近くは比較的少なく、餌となるコケモモなども確認した。

 噴火後初となる6月の実態調査に先立ち、餌となる高山植物など現地の植生や降灰状況を把握した。中村浩志・信州大名誉教授や県自然保護課、林野庁中部森林管理局、王滝村職員ら6人が参加した。

 一行は午前5時40分ごろ、登山口の同村・田の原駐車場(7合目)を出発。午前9時半ごろ、9合目の避難小屋に到着し、周辺の山腹で調査した。調査は入山規制区域内も対象となるため、気象庁との緊急連絡体制、安全管理対策を確保した上で実施した。

 一行は午後2時半ごろ、下山。奥の院下の斜面を中心に調査し、ナワバリ6カ所、ライチョウ10羽(雄8羽、雌2羽)を確認したという。中村名誉教授は「今回の調査地点は影響が少なく、安心した。2008年の調査時とナワバリも変わらない」と話した。

 実態調査は、岐阜県や国なども参加して6月中旬ごろ、実施される。【松澤康】
http://mainichi.jp/articles/20160521/ddl/k20/040/012000c

御嶽山でライチョウ確認 王滝村で10羽 県調査【信濃毎日新聞2016年5月21日】
 長野県が御嶽山で6月から行う国特別天然記念物ライチョウの生息調査を前にした予備踏査が20日、木曽郡王滝村であり、頂上南の「奥の院」の南側などで10羽を確認した。2014年9月の噴火以降、本格的な調査は行われておらず、県が確認したのは初めて。調査した信州大名誉教授の中村浩志さんは「今回見た場所は思った以上に火山灰の影響が少なく、ライチョウは既に繁殖を始めている。ほっとしている」と語った。

 中村さんのほか、小林篤・東邦大研究員、県や王滝村職員ら計6人が、午前5時40分に田の原遥拝所から入山。入山規制区域(火口からおおむね1キロ)の外となる9合目の避難小屋付近から南西方向に向かって歩いた。この場所は噴火前、長野県側で最も生息環境が良い場所だったといい、6時間半ほど調べて雄8羽、雌2羽を確認した。

 中村さんによると、今回調べた一帯は雨などにより火山灰がほとんど流されていた。ライチョウの食べる植物も育っていた。つがいが作る縄張りも6カ所見つかった。

 生息調査は長野、岐阜両県の合同で6月中旬から行う予定で、県境付近を中心に調べるという。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160521/KT160520ATI090040000.php

ttp://archive.is/BPOOb
ttp://archive.is/3X7uy
新潟)ライチョウ保護へ連携本格化 環境省と妙高市【朝日新聞デジタル2016年5月20日】
御嶽山のライチョウ 長野・岐阜、共同調査 時期や手法統一【信濃毎日新聞2016年2月23日】
立山のライチョウ 4タイプDNA確認 富大院生ら 定説覆す【中日新聞2016年2月6日】
岐阜 御嶽山でライチョウ調査 県、噴火の影響探る【中日新聞2016年2月4日】
県がライチョウの画像収集 生態把握で来年度にも【信濃毎日新聞2015年12月16日】

posted by BNJ at 20:59 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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