2016年05月21日

千葉)行徳野鳥観察舎「存続適当でない」 県行革審【朝日新聞デジタル2016年5月21日】(既報関連ソースまとめあり)

 県行政改革審議会(会長=辻琢也・一橋大学副学長)が20日開かれ、県の公の施設の見直しに関する答申案がまとまった。耐震強度不足のため昨年末から無期限で休館中の県行徳野鳥観察舎(市川市福栄4丁目)について、県の施設としては廃止する方針が示された。

 観察舎について答申案は、耐震改修や建て替えに大きな財政負担がかかる点に触れ、「県の公の施設としての存続は適当とは言いがたい」と指摘。一方、これまで果たしてきた役割や利用実績から「跡地については、市川市と十分協議すべきである」とした。

 今月末にも知事に対して、答申が行われる予定。その後、ほかの公の施設を含めた見直し案を県が作成。パブリックコメントを経て、知事が見直し方針を決める。

 観察舎は1979年に建てられ、老朽化が進んでいたことから審議会で施設のあり方が検討されていた。その途中で耐震基準を下回ることがわかり、県が休館を決定していた。地元の市川市や市民団体から存続を求める要望や署名が出されていた。(土肥修一)

■市側「建て替えなら応分に負担」

 行徳野鳥観察舎について市川市は、県指定の鳥獣保護区で野鳥観察したり、環境学習したりできる貴重な施設だとして、建て替えによる施設存続を県に要望している。建物は現在の規模は望まず、必要最小のものとし、費用も市が応分の負担をしていく考えだ。

 大久保博市長は4月下旬、県の担当部長を訪問、費用面で意見交換した。

 県の試算では、耐震補強には約1億4千万円、建て替える場合には解体に約5千万円、簡易な建物で新設するのに数千万円かかる。市の要望への県の回答は3月末時点で「県施設として維持する必要性は低い」としていたが、大久保市長は今月12日の定例記者会見で「私の感触」と前置きしたうえで「何らかの形では存続してもらえそうな感じは受けた」と話した。今月13日には実務者レベルで初会合があり、県の方針決定を踏まえ、6月から協議が本格化する。

 今月13日には、超党派の市議8人が現地を視察した。2、3階に望遠鏡が計44台あり、クラスの児童全員が同時に観察できるのが特徴の一つで、「関東で有数の環境教育の拠点」などと市民団体が説明した。(長屋護)
http://www.asahi.com/articles/ASJ5N4GHSJ5NUDCB00G.html

ttp://archive.is/hasC1
行徳野鳥観察舎存続を 千葉県野鳥の会、署名提出【千葉日報オンライン2016年4月14日】
行徳鳥獣保護区 フィールドミュージアム研究会 市川で5日、設立シンポ 江戸前干潟の活用検討 /千葉【毎日新聞2016年3月2日】
水辺の自然観察拠点、存続か廃止か 千葉の休館施設巡り【朝日新聞デジタル2016年2月28日】(行徳野鳥観察舎/既報関連ソースまとめあり)
野鳥観察の拠点、危機 千葉・行徳野鳥観察舎【朝日新聞デジタル2016年2月23日】
【千葉】「野鳥観察舎」は存続、「赤レンガ」は保存を 市川市長が知事に要望【東京新聞2016年2月4日】
行徳野鳥観察舎廃止が大勢 県行政改革審議会【産経ニュース2016年1月20日】
【千葉】「観察舎」存続へ署名計6411筆提出 県行革審の審議前に【東京新聞2016年1月19日】
【千葉】日本野鳥の会など知事に要望書提出 行徳の観察舎存続求め【東京新聞2016年1月15日】
【千葉】赤レンガの「保存」 野鳥観察舎「存続」 市川市長、県に要望へ【東京新聞2016年1月14日】
【千葉】県が廃止方針「行徳野鳥観察舎」 市民団体「自然守る拠点、存続を」【東京新聞2016年1月13日】(既報関連ソース多数)
行徳野鳥観察舎 県が廃止検討 「自然守る拠点、必要」 最終日570人来館、存続願いイラストや寄せ書き /千葉【毎日新聞2016年1月8日】
野鳥観察舎 存続求め署名【YOMIURI ONLINE2015年12月27日】
行徳野鳥観察舎 28日に休館 老朽化、耐震基準下回る 野外観察会や救護活動は継続 /千葉【毎日新聞2015年12月13日】(他2ソース)

posted by BNJ at 11:44 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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