2016年05月21日

伊勢志摩サミット2016 規制開始 厳戒賢島、休業次々 水族館「PRにはなる」【毎日新聞2016年5月21日】(志摩マリンランド/ペンギン)

 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の主会場となる三重県志摩市・賢島は21日、島への道路が封鎖され、鉄道も止まった。関係者以外の立ち入りが制限されるなか、サミット閉幕までの島周辺のレジャー施設や飲食店の対応は分かれた。【道永竜命、谷口拓未】

 島内の水族館「志摩マリンランド」は28日まで閉館する。450種7000匹以上を飼育しており、毎日餌を与えなくてはならない。閉館中も10人の飼育員が餌やりのローテーションを組む。飼育員はバスを乗り継ぎ、保安検査場でボディーチェックを経ての出勤となるため、通勤時間が読めず、通常より1時間ほど早めに自宅を出る。

 20年以上ペンギンの飼育に携わるチーフの神村健一郎さん(46)は「サミットは生涯で経験できない出来事。お客さんはいないが、賢島の水族館をPRできる」と話す。6月26日まで館内でサミット参加国ゆかりの魚などを集めた「賢島おさかなサミット」も開催中だ。里中知之館長は「全面的に協力し、閉館中はサミット後のお客さんを迎える準備期間に充てたい」。

 近鉄志摩線賢島駅の南方にある海上レストラン「さざ波」は営業を続ける。地元産の天然アワビを使ったバーベキューなどが人気の店。店主の森崎勝さん(53)は「警察官やサミット関係者をもてなしたい」と店を開ける考えだ。いけすに普段より多くの魚を入れ、営業できるよう準備を整えた。「サミットの名に恥じない最高の海の幸を取りそろえた。ぜひ独首相のメルケルさんに寄ってほしい」と期待した。

 一方、封鎖された賢島橋の志摩半島側のたもとにある飲食店「芳カツ亭」は、これまで警察官らサミット関係者で混雑してきたが、封鎖期間中は一般客の来店が見込めないことなどから、21日の昼を最後に営業を取りやめた。警察官から「ランチだけでも」との声が寄せられたというが、三山義則社長(41)は「短時間の需要しかなく、採算的に難しい。食材の仕入れの問題もある」と話す。サミット開催が決まった後、店の売り上げは伸びた。三山社長は「サミットに感謝しているし、無事に終わってほしい」と語った。
http://mainichi.jp/articles/20160521/ddh/041/010/007000c

ttp://archive.is/qu1ub

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