2016年05月25日

フンボルトペンギン凍結精子で人工授精…世界初【読売新聞2016年5月25日】(海響館/フンボルトペンギン/他3ソース/既報1ソース/既報関連ソース多数)

凍結精子を使った人工授精で誕生したフンボルトペンギンのひな(山口県下関市の海響館で)=中村明博撮影
 山口県下関市の水族館「海響館」は24日、絶滅の恐れがあるフンボルトペンギンの凍結精子を使った人工授精に成功したと発表した。2羽が孵化ふかし順調に育っている。同館によると、フンボルトペンギンの人工授精が成功したのは世界初。日本動物園水族館協会(東京)は「ペンギン類の人工授精は、世界でも数件しか成功例がない。種の保存につながる画期的な成果」と評価している。

 フンボルトペンギンは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。同館は2012年から、人工授精を行う雌のペンギンの体重変化や繁殖時期の行動、排卵日を調べるなどして準備を進めていた。

 人工授精は今年2月19〜28日に雌1羽に実施。4月10日までに雌と雄のひな1羽ずつが孵化し、DNA鑑定の結果、凍結精子によるひなと判明した。
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20160525-OYS1T50010.html

下関の海響館 ペンギンひな誕生、冷凍保存精子で人工授精【山口新聞2016年5月25日】
冷凍精子での人工授精に取り組んだ久志本鉄平さんと4月10日に誕生した雄のひな=24日、下関市
2014年6月〜15年10月に同館で飼育している11歳の雄「ゲンキ」の精子を採取して冷凍。今年2月19〜28日に8歳の雌「ハッピー」に人工授精を試みた。ハッピーは2月28日と3月3日に有精卵を産み、4月7日に雌のひなが、同10日に雄のひながふ化した。ひなは灰色の綿羽に覆われており、ふ化から3カ月程度で巣立ちを迎える。

同館は種の保全などを目的に、2012年からフンボルトペンギンの人工授精に向けた取り組みを進めてきた。神戸大や静岡大の協力を得ながら、雌の体重測定やエコー検査などを通して産卵や排卵時期を推定したり、半永久的に保存が可能な精子の凍結方法などを開発したりして、約4年かけて成功につなげた。

フンボルトペンギンはチリやペルーなど南米の太平洋沿岸海域に生息。国際自然保護連合(IUCN)のレッドデータブックで、絶滅の危険が増大している種の「絶滅危惧2種」に指定されている。冷凍精子での人工授精は、これまで米国・シーワールドでマゼランペンギンでの成功例があるのみだった。

人工授精を担当した海獣展示課の久志本鉄平さん(34)は「海外からの野生動物の導入は年々難しくなってきている状況で、人工授精や精子凍結の技術は遺伝子の保全に役立つ」などと指摘。「失敗続きだったため、成功したときは感無量だった。今後も技術の確立に向けて取り組み、種の保全に役立てたい」と意気込む。
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2016/0525/4p.html

ペンギンの人工授精成功 絶滅危惧種で世界初【産経WEST2016年5月24日】
冷凍した精子を使った人工授精で、4月10日にふ化した雄のフンボルトペンギンのひな=24日午前、山口県下関市の「しものせき水族館海響館」
 山口県下関市の「しものせき水族館海響館」は24日、冷凍精子を使ったフンボルトペンギンの人工授精に成功したと発表した。フンボルトペンギンを含む絶滅危惧種のペンギン類の人工授精成功は世界初としている。ペンギン類全体では2例目。

 11歳の雄のフンボルトペンギン「ゲンキ」の精子を平成26年から昨年にかけて冷凍。8歳の雌の「ハッピー」に今年2月19〜28日に約10回人工授精した。ハッピーは2月28日と3月3日にそれぞれ1個卵を産んだ。4月7、10日に雌と雄のひながふ化した。

 同館は12年から人工授精の準備を始めた。雌がいつ卵を産むかを知るために、体重測定やエコー検査で排卵日を推定し、雄の精子も半永久的に保存できる冷凍精子の技術を開発。約4年かけての人工授精に成功した。

 担当した同館海獣展示課の久志本鉄平さん(34)は「ずっと失敗していたがついに成功した。有精卵を産んだ時は感無量だった。絶滅危惧種の保全に今後も取り組む」と喜んだ。 フンボルトペンギンは国際自然保護連合(IUCN)から「絶滅の危険が増大している種」に指定されている。
http://www.sankei.com/west/news/160524/wst1605240042-n1.html

ペンギンの人工授精成功 絶滅危惧種で世界初【共同通信2016年5月24日】
 冷凍した精子を使った人工授精で、4月10日にふ化した雄のフンボルトペンギンのひな=24日午前、山口県下関市の「しものせき水族館海響館」
 山口県下関市の「しものせき水族館海響館」は24日、冷凍精子を使ったフンボルトペンギンの人工授精に成功したと発表した。フンボルトペンギンを含む絶滅危惧種のペンギン類の人工授精成功は世界初としている。ペンギン類全体では2例目。

 11歳の雄のフンボルトペンギン「ゲンキ」の精子を2014年から昨年にかけて冷凍。8歳の雌の「ハッピー」に今年2月19〜28日に約10回人工授精した。ハッピーは2月28日と3月3日にそれぞれ1個卵を産んだ。4月7、10日に雌と雄のひながふ化した。

 同館は12年から人工授精の準備を始め、約4年かけての人工授精に成功した。
http://this.kiji.is/107685221351835127

ペンギン
国内初、人工授精成功 ゲンキに生まれてくれてハッピー 山口・下関の海響館【毎日新聞2016年5月24日】

生まれたばかりのフンボルトペンギンの雛=山口県下関市の海響館で2016年4月7日午前10時54分(海響館提供)
 山口県下関市の水族館「海響館」は24日、国内で初めてペンギンの人工授精に成功したと発表した。海響館などによると世界でもまだ2施設目で、今回は凍結精子を用いた珍しいケースという。

 海響館によると、飼育しているフンボルトペンギン「ゲンキ」の凍結精子により、雌「ハッピー」への人工授精に成功し、4月7、10日に各1羽がふ化した。人工授精は米国のシーワールドでマゼランペンギンで成功した例がある。

 フンボルトペンギンは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドデータブックで「絶滅の危険が増大している」とされる絶滅危惧2類に指定されている。海響館は2012年から人工授精に取り組んできた。保全繁殖を専門とする神戸大大学院の楠(くすのき)比呂志准教授は「凍結精子による繁殖は、空間と時間を超えた遺伝子の保全への可能性を秘めており、非常に意義深い」と話した。【上村里花、写真はいずれも海響館提供】

父親のゲンキ(左)と母親のハッピー=海響館提供
http://mainichi.jp/articles/20160524/ddg/041/040/007000c

ペンギン 人工授精に成功 国内初 山口の水族館【毎日新聞2016年5月24日】
人工授精で4月10日に誕生したオスのヒナ=山口県下関市の海響館で、2016年5月24日午前10時54分、上村里花撮影
 山口県下関市の水族館「海響館」は24日、国内で初めてペンギンの人工授精に成功したと発表した。海響館などによると世界でもまだ2施設目で、今回は凍結精子を用いた珍しいケースという。海響館は「半永久的に保存可能な凍結精子での成功は、種の保全に向けて貢献できる有効な技術となる」としている。

 海響館によると、飼育しているフンボルトペンギン「ゲンキ」の凍結精子により、雌の「ハッピー」への人工授精に成功し、4月7、10日に各1羽がふ化した。人工授精は米国のシーワールドでマゼランペンギンで成功した例がある。

 フンボルトペンギンは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドデータブックで「絶滅の危険が増大している」とされる絶滅危惧2類に指定されている。海響館はフンボルトペンギンが生息するチリの国立公園と提携し保全に貢献する協定を締結。2012年から人工授精に取り組んできた。

 保全繁殖を専門とする神戸大大学院の楠(くすのき)比呂志准教授は「ペンギンの飼育数が多い日本は、飼育によって得られた科学的データを種の保存に役立てる義務がある。その点で今回の成功は喜ばしい。凍結精子による繁殖は、空間と時間を超えた遺伝子の保全への可能性を秘めており、非常に意義深い」と話した。

 ペンギンの人工繁殖には大阪市の「海遊館」なども取り組んでおり、海響館は今後、成果を学会で発表する予定だ。【上村里花】
http://mainichi.jp/articles/20160524/k00/00e/040/197000c

ペンギン人工授精に成功 「凍結精子では国内初」 山口【朝日新聞デジタル2016年5月23日】
人工授精で孵化(ふか)したひな=海響館提供

 山口県下関市の水族館「海響館」は23日、凍結保存していた精子を使ってフンボルトペンギンの人工授精に成功し、計2羽のひなが孵化(ふか)したと発表した。同館の担当者は「凍結精子によるペンギン類の人工授精は、国内では初めて」と話している。

 フンボルトペンギンは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「危急種」に指定され、絶滅の危機にある。同館は2012年から、繁殖に向けた取り組みを進めていたが、4月7、10日にそれぞれ1羽のひなが孵化したという。

 同館の調べでは、ペンギン類の凍結精子による人工授精は米国での報告例を確認したが、国内では例はないという。「半永久的に保存できる凍結精子での繁殖の成功は、保全活動に向けて有効な技術となる」としている。(上山崎雅泰)
http://www.asahi.com/articles/ASJ5R5H5BJ5RTZNB012.html

ttp://archive.is/AIoOG
ttp://archive.is/8V0A0
ttp://archive.is/dv4YP
ttp://archive.is/tBc1d
ttp://archive.is/ntIKG
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海遊館 絶滅危機のペンギン、人工繁殖に挑戦 成功すれば世界初【毎日新聞2016年5月19日】
「来年こそ誕生」海遊館の挑戦 ペンギン人工繁殖【YOMIURI ONLINE2015年7月9日】
ミナミイワトビペンギン:人工授精、分かれば世界初 夢膨らむ海遊館 2組が有精卵抱く /大阪【毎日新聞2015年6月14日】

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