2016年05月23日

特定外来生物にご用心【Miyanichi e-press2016年5月23日】(ソウシチョウ)

 最初はウグイスかメジロかと思った。西米良村の山中。林道脇の削られた崖の上にひょっこり姿を現した小鳥は、よく見ると、くちばしが赤く、のどもとが鮮やかに黄色い。

 帰って野鳥の図鑑を見るがない。環境省の定める特定外来生物の中に見つけた。ソウシチョウだ。「相思鳥」と書くとロマンチックだが、「日本の侵略的外来種ワースト100」というおどろおどろしいリストにアライグマやカミツキガメなどとともに入っている。

 もともとは観賞用として中国から大量に輸入されたが、野に放つなどして野生化したらしい。美しい鳥ではあるが、在来のメジロなどの存在を脅かす存在だ。このように身の回りには、外国からいろいろな生物が侵入し、繁殖している。

 今県内で一番脅威な特定外来生物が中国原産のツマアカスズメバチだ。日南市の油津港周辺で1匹捕獲された。攻撃性が高く、もちろん人が刺されたらダメージが大きいが、何より心配なのはミツバチを食い荒らすこと。養蜂業が盛んな地域では被害が拡大する。

 2年前には長崎県の離島、対馬で定着していることが確認された。繁殖力が非常に強い。本土に侵入したら分布が急拡大する可能性が高いと指摘されていたが、昨年には北九州市でも見つかったばかり。待ったなしの駆除対策が必要だ。

 県内でイヌマキを食い荒らしていた害虫キオビエダシャクは姿を消した。冬の寒さが原因らしい。だがクモやトカゲなど南方系の有害種でも、建物の暖かい部分で巧みに越冬している。見つけても触らず、すぐに市町村に連絡をしてほしい。
http://www.the-miyanichi.co.jp/kuroshio/_19329.html

ttp://archive.is/OBgAz

posted by BNJ at 23:20 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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