2016年05月28日

野鳥に魅せられことしで60回 29日 十日町で松之山探鳥会【新潟日報モア2016年5月28日】

野鳥の剝製などが展示されている松之山探鳥会60回記念の特別展=十日町市松之山松口

 十日町市松之山地区で年1回開催している「松之山探鳥会」が29日、60回目を迎える。希少種が多数確認されるなど「野鳥の宝庫」といわれる松之山地区。地元の関係者は「人と自然の関わりについてあらためて考えてもらえたら」と願っている。

 1950年代初頭に始まった松之山探鳥会。休止された時期もあったが、地元の松之山野鳥愛護会と県、十日町市が連携し、年1回の探鳥会を続けてきた。近年は県内外から毎回70人ほどが参加する。

 松之山地区は里山が多く残されており、希少種のアカショウビンやブッポウソウが繁殖するなど多様な野鳥が生息している「野鳥の宝庫」だ。これまでに確認された野鳥は約140種という。

 一方、農業の衰退による耕作放棄で棚田が荒れたり、湿地が減少したりするなど、環境の変化に伴い野鳥は激減したという。同愛護会の村山暁会長は「クイナやヒクイナ、ヨタカ、コノハズクといった、本来いていいはずの野鳥がいなくなってしまった」と嘆く。

 同愛護会では豊かな里山を次世代に残すために年1回の探鳥会、月1回の定例探鳥会、ブッポウソウの生息調査や保護、子ども野鳥の会などを行い、人と自然との共生の大切さを啓発する活動も重ねている。

 村山会長は「豊かな自然が残る中で、人が暮らす意味や価値を再発見してほしい。里山の暮らしをこの地域の人たちが引き継いで、生物多様性が成り立っている地であるということを感じてもらいたい」と話す。

 松之山探鳥会は29日午前4時半から7時半まで。十日町市松之山松口の「森の学校キョロロ」駐車場に集合し、3コースに分かれて散策する。前日の28日午後7時からは「野鳥集会」も同市松之山湯本の「鷹の湯」で開かれ、県野鳥愛護会の渡辺央会長の講演などが行われる。いずれも無料。問い合わせはキョロロ、025(595)8311。

 また、キョロロでは、野鳥の剝製やブッポウソウの子育て映像が見られる特別展も6月26日まで開催している。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20160527257302.html

ttp://archive.is/sN68e

posted by BNJ at 11:49 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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