2016年05月31日

23歳鵜匠 夢こぎ出す 大洲の山中さん デビューへ【読売新聞2016年5月31日】

デビューに向けて練習に励む山中さん(大洲市の肱川で)
 ◇5年ぶり新人 「観光 役立てる」

 大洲市を流れる肱川の夏の風物詩「観光鵜飼うかい」に今季、同市観光協会職員の山中惇耶じゅんやさん(23)が鵜匠としてデビューする。同市での新人の登場は5年ぶりで、鵜匠は3人となる。鵜飼いが始まる6月1日に向け、練習に励んでいる。(梶原善久)

 大洲市出身の山中さんは元美容師。新たな道を模索していた2014年、市観光協会が鵜匠を募集しているのを知った。それまで鵜匠になろうと思ったことはなかったが「街の観光に役に立てる」と応募した。

 修業は、鵜小屋の掃除から始まった。飼育されている20羽の鵜を移動させながら、水槽をデッキブラシで磨いて消毒した。餌のアジを与えながら、1羽ずつ名前や特徴を覚えた。鵜は気性が荒く、くちばしや羽の手入れの際、腕や指などをかみつかれて生傷が絶えなかった。

 船頭に的確な指示を出せるようになるため、櫓ろや水棹みざおの使い方も学んだ。櫓は約1週間でこげるようになったが、流されたり、岩にぶつかったりすることも。鵜の体につける綱や腰みのも自分で作った。

 1年目は「しんどくてつらいことが多く、自分で通用するのか」と迷ったこともあったと言うが、2年目に入ると、鵜を操る手綱を持たせてもらえるようになった。

 本来は5羽を操るが、2羽で練習。最初は思うように動いてくれなかったが、先輩鵜匠の井上利和さん(50)から、手綱を緩めると潜ることや首をなでるとおとなしくなることなどを教えてもらい、徐々に操れるようになった。

 井上さんは「何事も中途半端にせず、きちんとこなしている。後は経験を積むだけ」と目を細める。1日、井上さんと一緒に船へ乗り込み、鵜を操る予定だ。

 山中さんは「今は覚えることが多くて、将来のことを考える暇がなくなった」と苦笑い。「鵜匠としての技術は未熟でも、お客様を大事にする姿勢を見てもらいたい。たくさんの観光客に来てもらえるよう頑張る」と意気込んでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20160530-OYTNT50190.html

ttp://archive.is/tqNph
愛媛)肱川の鵜飼い JR駅にPRモニュメント【朝日新聞デジタル2016年5月31日】

posted by BNJ at 11:40 | Comment(0) | 鳥獣狩猟ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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