2016年05月31日

ぎふ長良川鵜飼 救命着備え再開【毎日新聞2016年5月31日】(他1ソース/既報関連ソースまとめあり)

救命胴衣を着用して鵜舟に乗る鵜匠(手前)と船頭=岐阜市の長良川で30日午後6時2分
 鵜(う)舟の船頭の水難事故で24日から中止していた岐阜市の「ぎふ長良川鵜飼」が30日、1週間ぶりに再開した。事故を受けた安全対策としてこの日から鵜舟に救命胴衣を備え付け、鵜舟に乗る鵜匠と船頭は、伝統装束の趣を損ねないよう鵜飼実演中を除いて救命胴衣を着用することにした。

 水難事故は23日夜に発生。船頭の山田勇二さん(73)=岐阜県関市=が、鵜飼実演中に逃げた鵜1羽を捕まえようと長良川に飛び込んで行方不明となり25日に遺体で見つかった。

 ぎふ長良川鵜飼は鵜匠6人がそれぞれ鵜舟に乗って鵜飼を実演する。鵜舟1隻につき2〜3人の船頭が付く。再開後は当面、死亡した船頭が担当していた鵜舟を除く5隻で行う。

 鵜飼再開に先立ち、山下純司鵜匠代表(77)は「安全第一を心がけて一生懸命やるだけです」と話した。【石塚誠】
http://mainichi.jp/articles/20160531/ddq/041/040/016000c

岐阜 1隻欠けた総がらみ 長良川鵜飼再開、安全へ決意新た【中日新聞2016年5月31日】
長良川鵜飼が再開し、5隻で行われた総がらみ=岐阜市の長良川で
写真
 鵜舟のベテラン船頭が水死する痛ましい事故から一週間。岐阜市の長良川鵜飼は三十日、救命胴衣を取り入れて再開した。「伝統的な衣装に合わない」と心配する声もある中で、鵜匠たちは安全な鵜飼いを目指す決意をにじませた。

 「自然が相手ということも計算に入れて、気持ちのいい鵜飼いをしたい」。日没前、山下純司鵜匠代表(77)はそう言ってオレンジ色の救命胴衣を着込み、鵜舟に乗り込んだ。

 この日は事故で船頭を失った杉山市三郎鵜匠(75)をのぞく五人の鵜匠と計十人の船頭全員が、市の提供した救命胴衣を着て、上流の出漁地点へ向かった。三十一日からは、水を感知すると膨れる腰巻きタイプの救命胴衣を導入する予定。

 漁の最中はかがり火の火の粉で救命胴衣が燃える可能性があるため鵜匠は着用せず、当面は救命クッションを足元に置き、ひもで足首に結ぶ方法を試す。

 現在は法律上の着用義務はないが、事故を受けて中部運輸局が「鵜舟の乗船者は救命胴衣の着用を」と要請したことも踏まえた。

 この日は二百五十三人が観覧船十一隻に乗船。鵜飼いのクライマックスとなる総がらみも初めて五隻で行われた。五回目の鵜飼い見物という岐阜市曽我屋の寺田正樹さん(78)は「死亡事故はショックだった。二度と起きないことが先決で、六日間の中止はやむを得なかったが、再開日に来られて良かった」と話していた。

 鵜匠六人がそろっての再開時期は未定。

(木下大資、田井勇輝)

◆観覧船船頭も救命衣 小瀬鵜飼が着用決める

 長良川鵜飼の船頭が死亡した事故を受け、関市の小瀬鵜飼は、鵜匠と鵜舟の船頭、観覧船の船頭の全員が乗船時に救命胴衣を着用することを決めた。器具が準備でき次第、導入する方針。

 中部運輸局から二十七日に救命胴衣着用の要請があり、観覧船を運行する関遊船の山田武司社長や足立太一鵜匠代表、永田千春市経済部長ら関係者九人が二十九日に対策会議を開いた。腰に巻くベルト型の救命胴衣を想定しており、サンプルを取り寄せて検討する。対象は鵜匠三人と鵜舟の船頭六人、観覧船の船頭十六人の計二十五人。救命胴衣が届くまではこれまで通り船に載せている浮き輪で対応する。乗船客は座布団型の救命胴衣を利用している。

(織田龍穂)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20160531/CK2016053102000026.html

長良川鵜飼再開へ、鵜匠ら説明 船頭死亡事故、岐阜市長に【中日新聞2016年5月27日】
長良川鵜飼 全鵜舟、救命胴衣装備へ 船頭遭難受け 「安全第一で」 /岐阜【毎日新聞2016年5月26日】
ぎふ長良川鵜飼 不明の鵜舟船頭、遺体で発見【毎日新聞2016年5月25日】
鵜飼い船頭 流され不明 長良川【読売新聞2016年5月25日】
ニュース交差点 地域 かがり火の下の妙技 岐阜・長良川で鵜飼い漁始まる 毎日小学生新聞【毎日新聞2016年5月13日】
長良川鵜飼が開幕 無線LANなど外国人向け対応も【日本経済新聞2016年5月12日】

posted by BNJ at 22:09 | Comment(0) | 鳥獣狩猟ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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