2016年06月21日

ライチョウに「大きな影響なし」…御嶽山噴火【読売新聞2016年6月21日】(既報3ソース)

御嶽山三ノ池付近で確認されたライチョウ=長野県提供
 2014年9月の御嶽山噴火が与えたニホンライチョウへの影響を解明する長野県の生息調査の本調査が、18日から3日間にわたり、木曽町と王滝村の御嶽山頂付近で実施された。

 調査を担当した中村浩志・信州大名誉教授(69)(鳥類生態学)は20日、木曽町で記者会見し「08年に御嶽山全体で実施した調査とほぼ同数の縄張りが確認できた。噴火は御嶽山のライチョウには大きな影響は与えていないとみられる」との見解を示した。岐阜県側の調査結果も含めてまとめ、10月に大町市内で開催されるライチョウ会議で発表する予定だ。

 長野県側の調査では、木曽町で6、王滝村で9の計15の縄張りを確認。08年に確認した縄張りの数(木曽町6、王滝村11の計17)とほぼ同じだった。

 このうち木曽町では、08年に二ノ池の北側で確認できた二つの縄張りが、今回は確認できなかった。火山灰が約10センチ積もった影響によるとみられる。一方で、火山灰の少ない山頂北部の三ノ池から継子岳にかけては、前回より二つ多く見つかったため、木曽町で見つかった縄張りの数は前回と同数になった。中村教授は「ライチョウが縄張りを作れない環境を避け、移動した可能性がある」と推測している。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20160621-OYT1T50062.html

御嶽山の15カ所に縄張り ライチョウ「噴火、大きな影響なし」【中日新聞2016年6月21日】
木曽町エリアで確認されたニホンライチョウの雄(県提供)

 御嶽(おんたけ)山での国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の生息調査で二十日、長野側の調査結果を信州大の中村浩志名誉教授(69)らが発表した。生息調査は二〇一四年九月の噴火以降では初で、木曽町三岳支所で記者会見した中村名誉教授は、十五カ所で縄張りが確認されたなどとし「噴火はライチョウの生態に大きな影響を与えていない」との見解を示した。七〜十月にはヒナの生育状況を調査する考えだ。

 生息調査は長野、岐阜両県がそれぞれ実施。長野側は十八日から三日間、中村名誉教授や東邦大訪問研究員の小林篤さん(28)、県職員ら五人が木曽町と王滝村から許可を受けて入山し、火口約一キロ圏や周辺を調査した。

 その結果、縄張りは王滝村エリアで九カ所、木曽町エリアで六カ所の計十五カ所で確認された。〇八年調査ではそれぞれ十一カ所、六カ所だったため、王滝村エリアで二カ所減ったが、この二カ所は火山灰が積もっていない場所にあったとして噴火は関係していないとみている。

 一方、九合目付近では、噴火による降灰でライチョウの餌になる低木ガンコウランや、巣を作るハイマツが一部枯れていた。小林さんは「巣が作れなくなった場所も出てきた」と懸念しつつ、「新たに縄張りを作るスペースはあり、心配はない」と述べた。

 今月三〜五日に実施された岐阜側の調査では、十六羽の生息が確認されており、同県も「現時点で、噴火の大きな影響は見られない」との見方を示している。 

(前田寛季)
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20160621/CK2016062102000014.html

「噴火の影響大きくない」 御嶽山ライチョウ調査【産経フォト2016年6月20日】
 長野、岐阜両県が合同で実施した国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の御嶽山での生息調査について、長野県側を担当した中村浩志信州大名誉教授は20日、同県木曽町で記者会見し「2008年の前回調査と縄張り数がほぼ同じで、14年の噴火による影響は大きくない」と述べた。

 長野県の調査は今月18日から3日間。中村教授ら2グループはそれぞれ木曽町と王滝村から入山し、許可を得て火口約1キロ圏や周辺で、個体やふんの有無からライチョウの縄張りがいくつあるか調べた。

 中村教授らによると、長野県側で15カ所の縄張りが確認された。08年は17カ所。減った2カ所は火山灰が積もっていない場所にあったため、噴火は関係ないとみられる。ただ、巣を作るハイマツや餌となる低木が降灰の影響で枯れた場所もあった。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/160620/dly1606200023-n1.html

岐阜)16羽を確認 県の御嶽山ライチョウ調査【朝日新聞デジタル2016年6月21日】

 岐阜、長野両県境にまたがる御嶽山(3067メートル)での国の特別天然記念物ニホンライチョウの生息状況調査で、県は16羽の生息を確認した。2014年の噴火災害による大きな影響は見られなかったという。

 調査は県が「日本野鳥の会 岐阜」に委託し、今月3〜5日に実施。下呂市と高山市の標高約2700メートル以上の高山地帯で、双眼鏡を使って調べた。

 その結果、見つかった16羽のうち3組のつがいが確認され、残りの10羽はすべてオスだった。調査中にメスが見つからなかった可能性もあるが、オスの方が生存率が高いことも要因として考えられるという。

 縄張りの数に2・5を掛けて算出する県の調査では、1984年に88羽、95年に73・5羽が確認されている。県は今月17〜19日の調査でオスの縄張りが10〜15個あることを確認し、8月5〜7日にも調査を予定している。今年度末までに計3回の調査結果をまとめ、生息数の増減を結論づける。
http://www.asahi.com/articles/ASJ68643ZJ68OHGB00X.html

ライチョウ 御嶽山・生息調査 岐阜側16羽、県確認 3カ所でつがいも /岐阜【毎日新聞2016年6月7日】
 県は5日、御嶽山(長野、岐阜県)で、国の特別天然記念物ニホンライチョウの生息調査を噴火後初めて実施し、岐阜側で16羽の生存を確認したと明らかにした。長野県は5月、長野側を調査し10羽を見つけている。

 2014年9月の噴火による影響が懸念されていたが、岐阜県の水谷嘉宏自然環境対策官は「大きな影響は確認できなかった」としている。両県で調査を続け、16年度中に報告書をまとめる。

 県によると、調査は3〜5日に実施。下呂市の登山口から入山し、標高2700〜3000メートルのライチョウが巣を作りやすい地点約15カ所を回った。雄10羽を確認した他、3カ所でつがいを発見した。火山灰など噴火の痕跡はほとんどなかった。

 火口付近の2カ所を双眼鏡で調べたが、ライチョウは見つからなかった。地面に薄く火山灰が積もり、餌となる植物も一部枯れていたという。

 御嶽山は14年9月27日に噴火した。現在も噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)で、火口から約1キロは立ち入れない。
http://mainichi.jp/articles/20160607/ddl/k21/040/015000c

岐阜県側、ライチョウ16羽確認 県が御嶽山噴火後初調査【信濃毎日新聞2016年6月6日】
 岐阜県は5日、御嶽山(長野・岐阜県境)で、国の特別天然記念物ニホンライチョウの生息調査を噴火後初めて実施し、岐阜側で16羽の生存を確認したと明らかにした。

 2014年9月の噴火による影響が懸念されていたが、岐阜県の水谷嘉宏自然環境対策官は「大きな影響は確認できなかった」としている。両県で調査を続け、16年度中に報告書をまとめる。

 岐阜県によると、調査は3〜5日に実施。同県下呂市の登山口から入山し、標高2700〜3千メートルのライチョウが巣を作りやすい地点約15カ所を回った。雄10羽を確認した他、3カ所でつがいを発見した。火山灰など噴火の痕跡はほとんどなかった。

 長野県は5月20日に生息調査を前にした予備踏査を行い、山頂南の木曽郡王滝村にある「奥の院」一帯で10羽を確認。本調査を今月中旬から9月まで複数回行う予定だ。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160606/KT160605FTI090005000.php

岐阜 ライチョウ16羽を確認 岐阜県側調査「個体数は安定」【中日新聞2016年6月6日】
御嶽山の岐阜県側(下呂市)で4日、撮影されたライチョウの雌=日本野鳥の会岐阜提供
写真
 県は三〜五日、長野県境にある御嶽山で、国の特別天然記念物で県の鳥ライチョウの生息調査を、二〇一四年九月の噴火後初めて行い、岐阜県側で十六羽の生息を確認した。担当者は「現時点で、噴火の大きな影響は見られない」としている。

 調査は、県が日本野鳥の会岐阜に委託した。

 下呂市から高山市にかけての標高約二千五百メートルの一帯を調べた。確認した十六羽のうち、つがいが三組見つかった。日本野鳥の会岐阜の大塚之稔代表(62)は「このエリアの個体数としては従来と変わりがない」と語った。

 調査は六月中旬と八月上旬にも実施し、結果は本年度中にまとめる。大塚代表は「これから産卵期、抱卵期に入る。どれぐらいの個体数が卵を育てるのか、見ていきたい」と話した。

 ライチョウは高山地域にすむ鳥で、日本は世界最南端の生息地。環境省によると、一九八〇年代には国内に三千羽いたが、現在は二千羽以下に減ったと推定されている。御嶽山では従来、個体数が安定しているという。

(小倉貞俊)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20160606/CK2016060602000024.html

ニホンライチョウ岐阜県側で16羽生存確認【日刊スポーツ2016年6月6日】
 岐阜県は5日、御嶽山(長野、岐阜県)で、国の特別天然記念物ニホンライチョウの生息調査を噴火後初めて実施し、岐阜側で16羽の生存を確認したと明らかにした。長野県は5月、長野側を調査し10羽を見つけている。

 2014年9月の噴火による影響が懸念されていたが、岐阜県の水谷嘉宏自然環境対策官は「大きな影響は確認できなかった」としている。両県で調査を続け、16年度中に報告書をまとめる。

 岐阜県によると、調査は3〜5日に実施。同県下呂市の登山口から入山し、標高2700〜3000メートルのライチョウが巣を作りやすい地点約15カ所を回った。雄10羽を確認した他、3カ所でつがいを発見した。火山灰など噴火の痕跡はほとんどなかった。

 火口付近の2カ所を双眼鏡で調べたが、ライチョウは見つからなかった。地面に薄く火山灰が積もり、餌となる植物も一部枯れていたという。

 御嶽山は14年9月27日に噴火した。現在も噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)で、火口から約1キロは立ち入れない。(共同)
http://www.nikkansports.com/general/news/1658711.html

http://archive.is/nYyw5
http://archive.is/n6RTM
http://archive.is/i5kjA
http://archive.is/GP5rq
http://archive.is/XAp5r
http://archive.is/LWTG5

posted by BNJ at 23:45 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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