2016年06月06日

ミナミイワトビペンギン ひな3羽6年ぶりふ化 海遊館【毎日新聞2016年6月6日】(既報2ソース/既報関連ソースあり)

6年ぶりにふ化したミナミイワトビペンギンのひな=大阪市港区の海遊館で2016年6月6日、宮嶋梓帆撮影
 大阪市港区の海遊館で4〜6日、ミナミイワトビペンギンのひな3羽が6年ぶりにふ化した。5年前から海遊館のペアで人工繁殖に挑んできたが、失敗が続いていた。

 高齢の雄が多いことから、今年は初めて東京都の葛西臨海水族園に協力を求めた。若い雄の精液を提供してもらって人工授精させた。成功すれば世界初となる。

 岩の間を跳びはねる姿から名付けられたが、絶滅の恐れがある。人工授精か自然交配のひなか、今月下旬にもDNA鑑定の結果が出る。吉報なら、飼育員も喜んで跳びはねる?【宮嶋梓帆】
http://mainichi.jp/articles/20160607/k00/00m/040/096000c

世界初の快挙か!大阪・海遊館の絶滅危惧ペンギン人工授精、待望のヒナ誕生【産経WEST2016年6月6日】
大阪・海遊館で孵化したばかりのミナミイワトビペンギンのヒナ
 絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンの人工繁殖に取り組む海遊館(大阪市港区)で、4日から6日朝にかけて卵3個が孵化(ふか)した。DNA検査で父親が人工授精した個体と確認できれば、ミナミイワトビペンギンとしては世界初の快挙となる。平成23年から人工繁殖に取り組んでいるものの、繁殖メカニズムは謎に包まれており、昨年も失敗。飼育員らの間では「今度こそ」と期待が高まっている。(上岡由美)

 「あっ、ヒナが生まれそうだ。嘴(はし)打ちが始まった!」

 4日午後3時ごろ、海遊館の展示室。卵の殻を内側から嘴(くちばし)でつつき、しばらくすると1羽のヒナが卵から出てきた。

 体重69・5グラム。「ピィ、ピィ、ピィ」と元気よく鳴くヒナの姿に、見守っていたスタッフはほっと胸をなでおろした。4月下旬から5月にかけて生まれた4個の卵を2組のつがいが交代で温めており、ヒナ誕生の瞬間を待ちわびていたからだ。

 野生のミナミイワトビペンギンは、南大西洋のフォークランド諸島などに生息。国際自然保護連合(IUCN)が定めるレッドリストで絶滅のおそれがある「絶滅危惧種」に選定されており、海外から新たな個体を迎えるのが困難な状態だ。

 海遊館では平成2年の開館時から飼育しているが、現在は雄13羽と雌7羽の計20羽。20〜22年の3年間で5羽のヒナが誕生しているが、雄と雌の個体数のバランスが悪い上に雄の高齢化が進み、23年以降は孵化に至っていなかった。

 長期的に個体数を維持するには人工繁殖が必要として、23年から神戸大大学院農学研究科の楠比呂志准教授(保全繁殖)と共同で人工繁殖を開始。まず調べたのが雄の精子の採り方だ。5通りの方法を試し、不純物が混ざらない手法を確立したほか、雌の血液検査などを通して産卵時期を推定し、人工授精に適したタイミングを解明した。

 昨年は雌5羽に計11回の人工授精を行い、卵4個が得られたが、結局孵化しなかった。DNA検査の結果、人工授精ではなく自然繁殖(交尾)であることが分かった。失敗の原因として精液の量が少なかったことと、人工授精の時期が最適でなかった可能性が考えられた。

 そこで、海遊館は今シーズン、ミナミイワトビペンギンでは有数の繁殖実績を持つ葛西臨海水族園(東京)に協力を依頼した。同園で飼育している4歳〜推定21歳の雄8羽から精液を採取し、氷で低温状態を保ったまま新幹線で海遊館まで搬送。精子の状態を確認し、雌3羽に人工授精を施した。これを3回繰り返した結果、4月下旬から5月にかけて産卵。2組のつがいが卵4個を交代で温めてきたが、4、5、6各日にそれぞれ1羽ずつヒナがかえった。

 今後、DNA検査を行い、早ければ今月下旬にも人工授精によるものかどうかが判明する。飼育員の林成幸さん(31)は「これまでで一番期待が高い。人工授精技術の確立のためにも、ぜひ成功させたい」と話している。
http://www.sankei.com/west/news/160606/wst1606060073-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/160606/wst1606060073-n2.html
http://www.sankei.com/west/news/160606/wst1606060073-n3.html

人工繁殖成功か、イワトビペンギン孵化…海遊館【読売新聞2016年6月6日】
孵化したミナミイワトビペンギンのひな(下)(6日午前、大阪市港区の海遊館で)=前田尚紀撮影
 生存が危ぶまれているミナミイワトビペンギンの人工繁殖に取り組んでいる「海遊館」(大阪市港区)で、4日から6日朝にかけてヒナ3羽が孵化ふかした。今後、DNA検査を行い、人工繁殖によるものと判明すれば、世界初の成功となる。

 ミナミイワトビペンギンは南大西洋のフォークランド諸島などに生息し、目の上の黄色い飾り羽が特徴で、体長約40センチ。国際自然保護連合のレッドリストで、3種類ある「絶滅危惧種」の3番目の「危急種」に指定されている。海遊館では現在、20羽を飼育し、2010年に2羽が生まれた後、ヒナはかえっていない。

 同館は個体数を維持するなどの目的で、11年から人工繁殖に挑戦。昨年は人工授精したメスが産卵したが、DNA検査で自然交配とわかり、孵化もしなかった。

 今年は、飼育数が多い葛西臨海水族園(東京都)に協力を求め、若いオスの精液を採取して人工授精し、4〜5月に5個の卵が生まれた。今後、卵殻に残った血液のDNA型を鑑定し、成否を調べる。十分な血液が得られない場合、ヒナの成長を3か月ほど待って血液を採取し、再検査する。飼育員の林成幸さん(31)は「順調に育つよう見守りたい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160606-OYO1T50006.html

http://archive.is/dFL2p
http://archive.is/RnDpC
http://archive.is/j8WQ3
http://archive.is/pmfUw
http://archive.is/SRvii

海遊館 絶滅危機のペンギン、人工繁殖に挑戦 成功すれば世界初【毎日新聞2016年5月19日】
「来年こそ誕生」海遊館の挑戦 ペンギン人工繁殖【YOMIURI ONLINE2015年7月9日】
ミナミイワトビペンギン:人工授精、分かれば世界初 夢膨らむ海遊館 2組が有精卵抱く /大阪【毎日新聞2015年6月14日】

山口)ペンギン人工授精成功の海響館が記者会見【朝日新聞デジタル2016年5月25日】
フンボルトペンギン凍結精子で人工授精…世界初【読売新聞2016年5月25日】

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