2016年06月20日

検疫探知犬2匹が奮闘 小型でも鋭い嗅覚で活躍【大阪日日新聞2016年6月20日】(関西国際空港/既報関連ソースあり)

 外国人観光客が急増している関西国際空港で、5月末に新しい検疫探知犬2匹がデビューした。日本に持ち込めない肉製品や果物を旅客の手荷物から嗅ぎ分け、鳥インフルエンザや口蹄(こうてい)疫といった家畜伝染病、農産物の害虫が侵入するのを防ぐのが役目。昨年5月から活躍している先輩犬2匹と一緒に奮闘している。


手荷物から肉製品を嗅ぎ分けてハンドラーに知らせる検疫探知犬の「ジャグ」=関西国際空港
 新しい探知犬はともに米国で生まれた3歳のビーグル犬「ボウ」(雄)と2歳の「ジャグ」(雄)。1月にハンドラー(指導手)が渡米し、3月まで一緒に訓練を積んだ。3月末に来日。空港の環境にならし、2匹でチームを組んで業務に当たっている。

 取材した日には、シンガポールからマニラ経由で到着した旅客の手荷物にジャグが近づき、くんくんと検査。客が持っていたサンドイッチに気付き、その場にちょこんと座ってハンドラーに知らせた。

 対象物は生肉やハム、加工品などの肉製品のほか、パパイアやマンゴーなどの果物。中には2匹が嗅ぎなれていない物もあり、座らなくても気にするしぐさを見せることがある。その場合は客の協力で手荷物検査を行い、あらためて嗅ぐことで匂いを覚える。

 ジャグとペアを組む動物検疫所関西空港支所の小谷啓さん(30)は「落ち着いていて学習も早い。探知犬の活動を通して、海外から持ち込めない食品があることを知ってほしい」と呼び掛けた。

 検疫探知犬は米国など広く海外で導入され、日本の空港では2005年に成田空港に初めて配備された。関空は08年に取り入れ、福岡や那覇、新千歳など各地に拡大した。7空港で20匹が活動している。利用客を威圧しないよう、全て小型でかわいらしいビーグル犬を採用。懸命に仕事をこなす姿に思わずほほ笑む客もいる。

 同支所によると、検疫探知犬による関空の15年の摘発実績(速報値)は、4222件、約7トンといずれも全空港の中で最多。数量は前年から約1・5倍に増えた。関空はアジア便が9割を占め、その半分が中国便。中国から肉まんやギョーザを土産や自分用に持ち込もうとする例が多いという。

 関空所属の探知犬は現在4匹。本年度中には6匹体制になる予定で、さらなる摘発増加が見込まれる。

 同支所の大友浩幸次長(51)は「訪日客の増加で伝染病侵入の危険性は高まっている。検疫探知犬とともに、検査のさらなる強化を図っていきたい」と話している。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/160620/20160620034.html

http://archive.is/sqekK
検疫探知犬 2頭が関空で新たに加入 「ボウ」と「ジャグ」 /大阪【毎日新聞2016年5月26日】
におうぞ!怪しい食べ物 関空で検疫探知犬が活躍【朝日新聞デジタル2016年3月2日】
におうぞ!持ち込み禁止物 関空の検疫探知犬【YOMIURI ONLINE2016年2月21日】

posted by BNJ at 22:22 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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