2016年06月24日

大学倶楽部・神戸大 ミナミイワトビペンギン人工繁殖に初成功 大阪の水族館が楠准教授と共同研究【毎日新聞2016年6月24日】(既報5ソース/既報関連ソースあり)

人工授精で生まれたミナミイワトビペンギンのひな(左)
 大阪市港区の水族館「海遊館」は6月23日、絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンの人工繁殖に成功したと発表した。神戸大大学院の楠比呂志准教授(保全繁殖)と共同研究に取り組んできた。今月上旬にふ化したひな3羽のDNA型を調べたところ、1羽が人工授精によるものと分かった。ペンギンの人工繁殖は世界で3例目で、この種では世界初という。

 海遊館でのミナミイワトビペンギンの自然繁殖は、2010年が最後。11年から人工繁殖に挑んできたが、失敗していた。今年は初めて葛西臨海水族園(東京都)の雄から精子を提供してもらい、4月に海遊館の雌に注入。3羽が産んだ卵から今月4〜6日、ひな3羽がふ化した。DNA型鑑定で、1羽の父親が葛西臨海水族園の雄で、残り2羽は自然繁殖と分かった。

 人工繁殖のひなは、飼育員の林成幸さん(31)の手のひらに乗るほどの大きさ。林さんは「うれしいの一言。諦めなくて良かった。今後も種の保存に貢献したい」と話した。

 楠准教授(保全繁殖)によると、ペンギンの人工繁殖に成功したのは、米国カリフォルニア州のシーワールド(マゼランペンギン)と、山口県下関市の水族館「海響館」(フンボルトペンギン)のみという。【宮嶋梓帆】
http://mainichi.jp/univ/articles/20160624/org/00m/100/011000c

ペンギン希少種人工繁殖、世界初の成功…海遊館【読売新聞2016年6月24日】
人工繁殖で誕生したミナミイワトビペンギンのヒナ(左)(23日、大阪市港区の海遊館で)=近藤誠撮影
 海遊館(大阪市港区)で今月上旬に孵化ふかしたミナミイワトビペンギンのヒナ3羽について、同館は23日、DNA検査の結果、うち1羽が人工授精によるものと判明したと発表した。人工繁殖成功は世界で初めて。ヒナは一般公開されている。

 ミナミイワトビペンギンは南大西洋のフォークランド諸島などに生息。国際自然保護連合のレッドリストで「絶滅危惧種」に指定されている。日本動物園水族館協会の加盟施設には2014年12月現在、111羽がいる。

 同館は11年から、神戸大と共同で人工繁殖に挑戦。今年は飼育数が多い葛西臨海水族園(東京)から、オスの精子の提供を受けていた。飼育員の林成幸さん(31)は「本当にうれしい。繁殖の技術を確立し、種の保存に貢献したい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20160624-OYO1T50005.html

絶滅おそれのペンギン 世界初の人工繁殖に成功【NHKニュース2016年6月23日】
絶滅のおそれが指摘されているペンギンの1種、「ミナミイワトビペンギン」を人工授精で繁殖させることに、大阪の水族館などのグループが成功しました。この種類では世界で初めての成果だということです。
これは23日、大阪・港区の水族館「海遊館」と、神戸大学のグループが発表しました。
南大西洋などに生息する「ミナミイワトビペンギン」は最近数が減り、国際機関が「絶滅の危険が増大している」としてレッドリストに掲載しています。
海遊館などのグループは5年前から人工繁殖に取り組み、ことしは東京の葛西臨海水族園から状態のいい精子の提供を受けるなどして10回にわたって人工授精を行い、今月上旬、3羽のひながかえりました。
そして遺伝子を調べた結果、このうちの1羽が、精子の提供を受けて行った人工授精によるひなと確認されたということです。
今は体重が724グラムと順調に成長していて、近いうちに元気に歩き回る姿が見られそうだということです。
グループによりますと、ミナミイワトビペンギンで人工授精による繁殖に成功したのは世界で初めてだということです。
飼育を担当する林成幸さんは「うれしいのひと言です。今後はこの技術を定着させ、種の保存に貢献することを目指したい」と話しています。このひなは一般に公開されているということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160623/k10010568831000.html

ミナミイワトビペンギン、世界初の人工繁殖成功 海遊館【朝日新聞デジタル2016年6月23日】
海遊館が世界で初めて人工繁殖で生まれたミナミイワトビペンギンのひな(左)=23日午後、大阪市港区、高橋雄大撮影

 海遊館(大阪市港区)は23日、ミナミイワトビペンギンの人工繁殖に世界で初めて成功したと発表した。今月上旬に孵化(ふか)したひな3羽のDNA型鑑定を研究機関に依頼。うち1羽が、人工授精によって生まれたことが確認できたという。

 ミナミイワトビペンギンは南大西洋のフォークランド諸島などに生息。国際自然保護連合(本部・スイス)が「絶滅危惧U類」(絶滅の危険が増大している種)に指定している。

 海遊館は2011年4月から人工繁殖に着手。今年は葛西臨海水族園(東京都江戸川区)のオス8羽から採取した精液で海遊館のメス3羽に人工授精させ、今月4〜6日にひな3羽が生まれた。DNA型鑑定の結果、うち1羽の父親が水族園のペンギンだった。残り2羽は海遊館でつがいになっているペンギンが両親で、自然繁殖だった。

 海遊館と人工授精に取り組んできた神戸大大学院の楠(くすのき)比呂志(ひろし)准教授(保全繁殖)によると、他のペンギンの人工繁殖は、13年に米国サンディエゴの水族館「シーワールド」がマゼランペンギンで成功。今年4月に山口県下関市の水族館「海響館」がフンボルトペンギンで成功しているという。

 海遊館飼育担当の林成幸さん(31)は「とにかくうれしい。精子を採取したり、産卵のタイミングを当てたりすることはできるようになっていたけれど、『ひな』という結果がずっと出なかった。今後はこの技術を定着させ、種の保存に役立てたい」と話した。

 林さんと獣医師の伊藤このみさん(34)は夫婦で人工繁殖に取り組んできた。2人はペンギンを通じて仲を深め、13年に結婚。DNA型鑑定の結果は夫婦と子ども2人で喜んだ。

 林さんは「人工繁殖の成功は獣医学と飼育の合わせ技でできたこと。一方が怠けていたらできなかった。まずは来年同じことを再現できるかが勝負。妻には今後もよろしくお願いしますと伝えたい」と話した。(半田尚子)
http://www.asahi.com/articles/ASJ6N62T9J6NPTIL04K.html

世界初の繁殖に成功 希少種のミナミイワトビペンギン 赤ちゃんの性別はまだ? 大阪の海遊館【産経WEST2016年6月23日】
生まれたてのミナミイワトビペンギンの赤ちゃん=大阪市港区の海遊館
 大阪市港区の海遊館は23日、今月上旬に孵化(ふか)した絶滅危惧種「ミナミイワトビペンギン」のヒナ3羽のうち、1羽が人工授精によるものであることをDNA検査で確認したと発表した。ミナミイワトビペンギンの人工授精成功は世界初の快挙。同館は「この技術をさらに向上させて、種の保存にも貢献したい」と話している。

 ミナミイワトビペンギンは、南大西洋のフォークランド諸島など南極周辺の島々に生息。国際自然保護連合(IUCN)が定めるレッドリストで将来絶滅する可能性が高い「絶滅危惧種」に指定されている。

 同館では雄13羽と雌7羽を飼育しているが、自然繁殖では平成20〜22年の3年間でヒナ5羽が誕生しただけで、23年以降は孵化に至っていなかった。

 このままでは高齢化が進むことに危機感を抱いた同館は、同年から神戸大大学院農学研究科の楠比呂志准教授と共同で人工授精に取り組んでいる。しかし、昨年は産卵はしたもののヒナはかえらず、DNA検査したところすべてが自然交配したものだった。

 そこで、今年は飼育数が多く自然繁殖の実績を持つ葛西臨海水族園(東京)に協力を依頼。同園の雄7羽から精液を採取し、海遊館で飼育中の雌3羽に人工授精を施した。雌たちは4月下旬から5月上旬にかけて産卵し、今月4〜6日に3羽のヒナが誕生した。

 卵の殻の内側に付着した血液をDNA検査したところ、そのうち1羽が人工授精によるものであることが確認できたという。体重48・2グラムで孵化したヒナは724グラムまで成長。母親にピッタリとくっついて甘えているという。

 飼育員の林成幸さん(31)は「DNA検査の判定が出るまで不安もあったが、うれしいのひと言。国内でしっかりこの技術を定着させ、将来は野生のペンギンから精子を採取するなどして種の保存に貢献できれば」と話している。
http://www.sankei.com/west/news/160623/wst1606230079-n1.html

世界初、人工授精で誕生=ミナミイワトビペンギン−大阪・海遊館【時事ドットコム2016年6月23日】
世界で初めて人工授精で誕生したミナミイワトビペンギンのひな(左)=23日午後、大阪市港区の海遊館
 大阪市港区の水族館「海遊館」は23日、絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンの人工授精に世界で初めて成功したと発表した。ひなは今月6日に生まれ、体重724グラムに成長。一般公開されている。
 ミナミイワトビペンギンは南極周辺の島に生息し、国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。海遊館は2011年から人工繁殖の研究を行ってきたが、一度も成功しなかった。
 今年は葛西臨海水族園(東京)が飼育する雄から精子を採取。海遊館で飼育する3羽の雌に、4月に人工授精を行った。6月に生まれたひな3羽のDNAを調べたところ、1羽が人工授精で生まれたことが分かった。(2016/06/23-19:41)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062300842&g=soc


ミナミイワトビペンギン 人工繁殖に成功 大阪・海遊館【毎日新聞2016年6月23日】
人工授精で生まれたミナミイワトビペンギンのヒナ(左)=大阪市港区の海遊館で2016年6月23日、梅田麻衣子撮影
 大阪市港区の水族館「海遊館」は23日、絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンの人工繁殖に成功したと発表した。今月上旬にふ化したひな3羽のDNA型を調べたところ、1羽が人工授精によるものと分かった。ペンギンの人工繁殖は世界で3例目で、この種では世界初という。

 海遊館でのミナミイワトビペンギンの自然繁殖は、2010年が最後。11年から飼育するペアで人工繁殖に挑んできたが、失敗していた。今年は初めて葛西臨海水族園(東京都)の雄から精子を提供してもらい、4月に海遊館の雌に注入。3羽が産んだ卵から今月4〜6日、ひな3羽がふ化した。DNA型鑑定で、1羽の父親が葛西臨海水族園の雄で、残り2羽は自然繁殖と分かった。

 人工繁殖のひなは、飼育員の林成幸さん(31)の手のひらに乗るほどの大きさ。歩こうとする姿が来館者を笑顔にしている。林さんは「うれしいの一言。諦めなくて良かった。今後も種の保存に貢献したい」と話した。

 共同研究に取り組んできた神戸大大学院の楠比呂志准教授(保全繁殖)によると、これまでペンギンの人工繁殖に成功したのは、米国カリフォルニア州のシーワールド(マゼランペンギン)と、山口県下関市の水族館「海響館」(フンボルトペンギン)のみという。【宮嶋梓帆】
http://mainichi.jp/articles/20160624/k00/00m/040/079000c

希少ペンギン人工繁殖成功 世界初、大阪の海遊館【共同通信2016年6月23日】
人工繁殖により誕生したミナミイワトビペンギンのひな=23日午後、大阪市の「海遊館」
 大阪市港区の「海遊館」は23日、絶滅の恐れがあるミナミイワトビペンギンの人工繁殖に世界で初めて成功したと発表した。6月にふ化したひな3羽について、卵の殻の内側に付着した血液のDNA型を検査したところ、1羽が人工繁殖によるものと分かった。

 海遊館ではミナミイワトビペンギンを20羽飼育しており、2011年から人工繁殖に挑戦していた。昨年までは館内で飼育する個体の精液を使っていたが、今年は葛西臨海水族園(東京都江戸川区)の個体の精液を採取して人工授精。3羽が5月初めまでに五つの卵を産み、3羽がふ化した。

 人工繁殖による1羽の性別は不明だが順調に成長している。
http://this.kiji.is/118651187208209915?c=39546741839462401

http://archive.is/NDIg2
http://archive.is/rezfv
http://archive.is/0xSJK
http://archive.is/tymzw
http://archive.is/9C6LD
http://archive.is/8NFzg
http://archive.is/oPO33
http://archive.is/qjGWJ
ペンギンのひな3羽が世界初? 人工授精ベビーか 大阪【朝日新聞デジタル2016年6月15日】
ミナミイワトビペンギン ひな3羽6年ぶりふ化 海遊館【毎日新聞2016年6月6日】
海遊館 絶滅危機のペンギン、人工繁殖に挑戦 成功すれば世界初【毎日新聞2016年5月19日】

山口)ペンギン人工授精成功の海響館が記者会見【朝日新聞デジタル2016年5月25日】
フンボルトペンギン凍結精子で人工授精…世界初【読売新聞2016年5月25日】

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