2016年06月28日

ライチョウ 卵の中で「すくすく」 大町山岳博物館【信濃毎日新聞2016年6月28日】(他1ソース)

ふ卵器内のニホンライチョウの卵=24日(大町山岳博物館提供)
 環境省などが北アルプス乗鞍岳で採取した国特別天然記念物ニホンライチョウの卵計12個のうち、4個を受け入れている大町市立大町山岳博物館は27日、全て受精卵と確認され、成育は順調で7月上旬に4個ともふ化する―との見通しを明らかにした。同省は同日、上野動物園(東京)に提供した4個が26日にふ化したと発表した。

 大町山岳博物館の卵は21日に採取し、同日の卵の重さは22〜24グラムだった。温度37・6度、湿度60%前後に保たれたふ卵器に入れられている。同館は1963(昭和38)年から2004年までニホンライチョウを飼育しており、飼育再開は12年ぶり。温度と湿度の設定は、経験上、最もうまくいった環境に合わせているという。

 ニホンライチョウの飼育経験が約30年ある同館指導員宮野典夫さん(65)らが3人態勢で6時間おきに卵の状態を確認している。ひなが卵の殻を突き始めると24時間態勢になる。

 同館が自然から採取した卵をふ化させるのは93年以来で、その時は全8個のふ化に成功した。現在のふ卵器は、温度や湿度を一定に保つ機能が改良されたといい、宮野さんは「今回もほぼ間違いなくふ化する」と自信を示した。

 上野動物園に提供された卵4個は今月3、4日に山頂周辺で採取された。同園によると、26日午前9時ごろに1個の卵で内側からひなが殻を割り始め、午後9時までに全てがふ化した。ひな4羽の体重は19〜20グラム、体長は6センチ程度。雌雄の区別はまだ分からないが、体調は良好という。

 同省希少種保全推進室は「ふ化後約2週間が体調を崩しやすいため、注意深く飼育、観察していく」としている。

 ほかに富山市ファミリーパークが卵4個を受け入れている。
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160628/KT160627FTI090022000.php

ライチョウ卵 経過順調…大町山岳博物館【読売新聞2016年6月28日】
孵卵器の中に入れられたニホンライチョウの卵(大町山岳博物館提供)
◆来月上旬にも孵化

 大町市の大町山岳博物館は27日、人工繁殖に取り組んでいるニホンライチョウの卵4個について、いずれも孵化ふかに向けた経過は順調だと発表した。すべて受精卵とわかり、卵の中で体ができていく様子や心臓が動く波形も確認できたという。

 これらの卵は、乗鞍岳(長野、岐阜県境)で21日に採取された。同博物館は同日以降、温度37・6度、湿度約60%の孵卵器の中に入れ、6時間おきに観察を続けている。

 当初、卵の重さは1個あたり26〜28グラムだったが、27日までに22〜24グラム台に減少。卵の中の栄養分が消費されている証拠だといい、同博物館の宮野典夫指導員は「順調に育っている。卵は21〜23日間で孵化するため、7月上旬には殻を破ってひなが姿を見せると思う」と話している。

 同博物館では1993年7月にも、山で採取した卵の孵化に成功している。当時も担当した宮野指導員は今後の注意点について、「親鳥が育てるのと同じ環境をつくり出すことと、(孵化後に)配合飼料を食べられるかどうかが重要だ」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20160627-OYTNT50187.html

http://archive.is/jYZDA
http://archive.is/BpvK1
人工孵化、大きく育て ライチョウ4羽誕生 上野動物園【朝日新聞デジタル2016年6月27日】

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