2016年06月29日

絶滅寸前コサンケイひなヨチヨチ 自然ふ化、鯖江市西山動物園で初【福井新聞ONLINE2016年6月29日】(既報1ソース)

すくすく育つコサンケイのひな=福井県鯖江市の鯖江市西山動物園

 絶滅の恐れがあるキジの仲間コサンケイのひな1羽が福井県鯖江市の鯖江市西山動物園で初めて、親鳥の抱卵による自然ふ化で誕生し、すくすくと育っている。同園で公開している。

 5月に産まれた卵10個のうち9個はふ卵器に移した。残り1個は「親鳥が必死で温め続けていた」(同園)ため、試しに育てさせたところ6月2日に自然ふ化したという。これで同動物園で飼育されているコサンケイは、他県の動物園から借り受けている成鳥の2羽と人工ふ化の5羽、自然ふ化の1羽の計8羽となった。

 自然ふ化のひなは15日現在、体長約6センチ、重さ約30グラムで、ふわふわとした薄茶色の毛が生えている。親鳥の後を追いちょこちょこと歩く愛らしい姿が見られる。半年ほどで性別が判明し、1年ほどで成鳥になるという。

 国際自然保護連合のレッドリストによると、コサンケイは絶滅危惧種の中でも、ごく近い将来に野生での絶滅の危険性が極めて高い「CRランク」に指定されている。同園によると、国内では野生はおらず、2014年時点で全国10カ所で31羽が飼育されている。自然ふ化は全国でも例があるという。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/98680.html

コサンケイ、初の自然ふ化成功 鯖江・西山動物園【中日新聞2016年6月28日】
園内で初めて自然ふ化し、すくすくと育っているコサンケイのひな=鯖江市西山動物園で

 鯖江市西山動物園で、絶滅の恐れがあるキジの仲間「コサンケイ」が初めて自然ふ化した。人工ふ化した五羽とともに育っているが、同園ではこれまで成鳥になったコサンケイがいないため、飼育員らは順調な成長を願っている。

 自然ふ化したのは一羽。四〜六月に親鳥が産んだ卵約二十個のうち一個を温め、今月上旬にふ化した。十五日時点で体長六センチ、体重三〇グラム。性別は分かっていない。キジ舎で公開している。

 自然ふ化の場合、ヘビに狙われる恐れなどがある。園ではこれまで、ふ卵器を使った人工ふ化に取り組んでいたが、産まれてしばらくして死んでしまった。今回は親鳥が卵を放したがらなかったため預けてみた。ひなは元気よく鳴き、親鳥について動き回っている。

 人工ふ化でも五羽がかえり、非公開スペースで飼育している。ベビーラッシュに飼育員は「相性の良いペアが卵を多く産んでくれた。赤ちゃんがこんなに生まれたことはない」と喜んでいる。

 (山口育江)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20160628/CK2016062802000016.html

http://archive.is/IMJtt

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