2016年06月29日

危ないよカルガモと卵 あぜに巣、越前市の住民見守る【中日新聞2016年6月29日】

天敵を警戒しながら卵を温めるカルガモ=越前市文室町で

 越前市文室(ふむろ)町の田んぼのあぜで、無防備に卵を温めるカルガモが話題になっている。身を隠す物がない上、卵やひなを狙うカラスやヘビなどの天敵も多いため、住民らはハラハラしながら見守っている。

 町内にはカルガモが生息しているが、田んぼを所有する下文室農家組合長の山口秀和さん(68)は「あぜでの抱卵は見たことがない」と言う。五月下旬に確認した二個の卵はいつの間にかなくなり、天敵に襲われたとみている。今回も同じ場所で抱卵している。

 二回目の抱卵を確認したのは十七日ごろ。二十八日朝、カルガモに近づくと、傷を負っているように見せておとりになる「偽傷(ぎしょう)」で、近くの水田をぎこちなく泳いだ。巣の中には八個の卵が見えたという。

 日本鳥類保護連盟顧問の林武雄さん(同市粟田部町)によると、カルガモは草むらなど目立たない場所で抱卵するが、あぜで卵を温めるのも珍しくない。

 カラスの警戒などを続ける山口さんは「都会で移動するカルガモは話題になるが、あぜでの抱卵は小さな集落ならではの心温まる話題」とひなの誕生を待ち望んでいる。

 (山内道朗)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20160629/CK2016062902000023.html

タグ:カルガモ
posted by BNJ at 11:57 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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