2016年06月29日

海ワシ類のバードストライク防止策 環境省、風力発電向けの手引き書を作成【環境ビジネスオンライン2016年6月29日】(関連リンクあり)

環境省は、風力発電を推進する上で課題となっている、海ワシ類のバードストライクの防止に役立てるため、その各種防止策を検討し、実施の手引きとして取りまとめ公表した。

本手引きでは、海ワシ類のバードストライク発生メカニズム、防止策の考え方を示し、事業者や海ワシ類の保護等に取り組む関係者が、海ワシ類の保護や環境アセスメント等で役立てることができるよう取りまとめている。関係者に対して、活用を呼び掛けている。

複数の対策の組み合わせが効果的
バードストライク防止策の考え方では、単独では一定の効果にとどまる防止策でも、複数を組み合わせることにより、相乗的な効果が期待できることから、発生リスクや防止策のコストを比較しつつ、複数の対策を組み合わせることが適当だとしている。また、防止策を検討するにあたり、景観保全等を併せて考慮することが必要となる場合もあり、事業を実施する区域の地域特性に応じて適切な対策を選択することが重要だと指摘する。
https://www.kankyo-business.jp/news/012904.php

風力発電施設に係るバードストライク防止策
風力発電施設の設置については、猛禽類をはじめとした鳥類が風力発電施設のブレードに衝突し死亡する事故(バードストライク(リンク:YouTube環境省動画チャンネル) )が生じており、野生生物保全と風力発電推進の両立を目指す上での課題となっています。
環境省においては平成19年度から平成21年度まで、風力発電施設に係る適正整備推進事業を進め、風力発電施設の立地を検討していく上で、環境影響評価等の実施のポイントとその際に配慮すべき各種事項を「鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き」(平成23年1月)としてとりまとめました。
しかし、風力発電施設の立地を検討していく上でバードストライクに関する知見等は十分とはいえず、絶滅危惧IB類に分類されるオジロワシの死因については、判明している限り風力発電施設へのバードストライクが最も多く、海ワシ類に関する知見を収集することは希少種保全上重要となっています。
このことから、平成22年度から平成24年度まで、特に海ワシ類を対象として、バードストライク防止策検討事業を進め、衝突状況の解明、その原因や効果的な防止策案を検討しました。
http://www.env.go.jp/nature/yasei/sg_windplant/birdstrike.html

http://archive.is/OJKWy
http://archive.is/XOYYr
海ワシ類のバードストライク防止策 環境省、風力発電向けの手引き書を作成【環境ビジネスオンライン2016年6月29日】
環境省_「海ワシ類の風力発電施設バードストライク防止策の検討・実施手引き」の策定に関する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)【環境省報道発表資料2016年4月26日】
風車と鳥類の衝突を自動検知、洋上風力にも使える遠隔監視システム【スマートジャパン2016年4月19日】

posted by BNJ at 23:28 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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