2016年08月24日

絶滅危惧種カンムリウミスズメ、人工巣繁殖成功【読売新聞2016年8月24日】(既報6ソース/既報関連ソースあり)

カンムリウミスズメが繁殖に使った人工巣(日本野鳥の会提供)
絶滅の恐れがあるカンムリウミスズメ(日本野鳥の会提供)

 日本野鳥の会は、日本近海に生息する小型の海鳥カンムリウミスズメが、伊豆半島沖の無人島に設置した人工巣で初めて繁殖に成功したと発表した。

 今後、周辺の島にも人工巣を作り、生息数の回復を目指す。

 カンムリウミスズメは体長約24センチの小型の海鳥で、後頭部の冠羽が特徴。絶滅危惧種で、国の天然記念物になっている。海上で生活し、繁殖期のみ島に上陸して岩場に営巣するが、カラスに狙われるなどして生息数が減り、現在は推定5000〜1万羽しかいない。

 繁殖の機会を増やすため、同会は2010年、営巣が確認されている神子元みこもと島(静岡県下田市)にコンクリート製のU字溝を利用した人工巣の設置を始めた。

 U字溝を岩で覆い、カラスが入り込めないように直径10センチのパイプで入り口を作るなど工夫を重ねたところ、今春、27か所の人工巣のうち3か所で親鳥が子育てを行い、計5羽のひなが巣立ったことを確認した。

(ここまで397文字 / 残り91文字)
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160824-OYT1T50100.html

絶滅危惧種の海鳥 人工の巣で初めて繁殖に成功【NHKニュース2016年7月23日】
絶滅危惧種に指定されている海鳥の「カンムリウミスズメ」の生息数を増やすために設置された人工の巣で、5羽のひなが巣立ったことを日本野鳥の会が確認しました。人工の巣で繁殖に成功したのは初めてだということで、今後の保護活動の拡大に期待が寄せられています。
「カンムリウミスズメ」は、日本の近海にしか生息していない体長20センチ余りの海鳥で、無人島の崖などで繁殖しますが、現在の生息数は推定1万羽ほどで、環境省が絶滅危惧種に指定しています。
日本野鳥の会は、6年前から伊豆半島沖の無人島に人工の巣を設置し、生息数を増やす取り組みを進めてきました。巣は、コンクリートのブロックを岩で覆い隠したうえで、入り口に天敵のカラスの侵入を防ぐための幅の狭いパイプが取り付けられています。そして、先月までに、センサーで作動するカメラに親鳥の姿が映っていたほか、3つの巣にひながふ化した卵の殻が合わせて5つ残されていたということです。
このため日本野鳥の会は、3組のつがいが繁殖に成功し、合わせて5羽のひなが巣立ったことが確認できたとしています。
人工の巣でカンムリウミスズメの繁殖に成功した例は初めてだということで、日本野鳥の会は「6年間、試行錯誤を繰り返してようやく繁殖に成功した。繁殖しやすい巣の条件を分析し、設置場所を増やすなどの保護活動を広げていきたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160723/k10010605731000.html

希少海鳥、人工巣で繁殖 伊豆で野鳥の会、世界初【産経フォト2016年7月22日】
 日本野鳥の会は22日、絶滅危惧種の海鳥カンムリウミスズメを人工の巣で繁殖させることに世界で初めて成功したと発表した。天敵のカラスから身を守りやすいよう、入り口を狭く、奥行きを深くするなど改良を重ね、伊豆半島沖にある神子元島(静岡県下田市)で今年、少なくとも5羽のひなが巣立った。

 カンムリウミスズメは日本近海にすむ体長22〜26センチの小さな海鳥で、生息数は推定5千〜1万羽。敵が少ない無人島に巣を構えるが、マリンレジャーが盛んになって人の出入りが増え、放置ゴミ目当てに飛来したカラスに食べられるなどして数が減っている。

 同会は、コンクリート製のU字溝や岩を使って内部の奥行き40〜50センチ、高さ約20センチの巣を作った。繁殖が確認できない年が続いたが、カラスが中をのぞき込めないよう、入り口に直径10センチほどのパイプを設置したところ、三つの人工巣でひなの鳴き声やふ化後の卵の殻が確認できた。
http://www.sankei.com/photo/daily/news/160722/dly1607220021-n1.html

カンムリウミスズメ、人工巣で繁殖成功 絶滅危惧の海鳥【朝日新聞デジタル2016年7月22日】
人工巣に向かって歩くカンムリウミスズメの成鳥。センサー付きカメラで撮影された(日本野鳥の会提供)

 国の天然記念物で絶滅危惧種の海鳥カンムリウミスズメを人工的に作った巣で繁殖させることに初めて成功した、と日本野鳥の会が22日発表した。静岡県下田市の神子元(みこもと)島につくった人工巣で、ひなが巣立った跡を確認した。世界でも初めてのケースで「個体数増加が期待される」という。

 日本近海に生息する体長約22〜26センチの海鳥で、主に無人島で繁殖する。宮崎県門川町の枇榔(びろう)島が世界最大の繁殖地として知られるが、環境悪化で減少し、推定個体数は5千から1万羽程度とされる。

 同会は神子元島で2010年から岩の隙間に似せた人工巣を設置。天敵のカラス対策で巣穴の入り口を狭めるなどし、今年5月にひなの声を確認。繁殖期の終わった6月、人工巣三つで卵5個の殻を見つけた。ひなは巣立ち後すぐ海に出るため、繁殖成功と判断した。今後、伊豆半島や伊豆諸島の周辺の島に人工巣を増やしていくという。(小堀龍之)
http://www.asahi.com/articles/ASJ7Q4FCCJ7QULBJ00C.html

希少海鳥、人工巣で世界初の繁殖 伊豆半島沖の神子元島、野鳥の会【共同通信2016年7月22日】
人工巣に向かって歩くカンムリウミスズメの成鳥。センサー付きカメラで撮影された(日本野鳥の会提供)

 国の天然記念物で絶滅危惧種の海鳥カンムリウミスズメを人工的に作った巣で繁殖させることに初めて成功した、と日本野鳥の会が22日発表した。静岡県下田市の神子元(みこもと)島につくった人工巣で、ひなが巣立った跡を確認した。世界でも初めてのケースで「個体数増加が期待される」という。
どうぶつ新聞
 日本近海に生息する体長約22〜26センチの海鳥で、主に無人島で繁殖する。宮崎県門川町の枇榔(びろう)島が世界最大の繁殖地として知られるが、環境悪化で減少し、推定個体数は5千から1万羽程度とされる。
 同会は神子元島で2010年から岩の隙間に似せた人工巣を設置。天敵のカラス対策で巣穴の入り口を狭めるなどし、今年5月にひなの声を確認。繁殖期の終わった6月、人工巣三つで卵5個の殻を見つけた。ひなは巣立ち後すぐ海に出るため、繁殖成功と判断した。今後、伊豆半島や伊豆諸島の周辺の島に人工巣を増やしていくという。(小堀龍之)
http://this.kiji.is/129142303191924739

カンムリウミスズメ 人工巣で繁殖世界初 日本野鳥の会【毎日新聞2016年7月22日】
 日本野鳥の会は22日、国の天然記念物で絶滅危惧種の海鳥・カンムリウミスズメを、人工的に作った巣を使って世界で初めて繁殖させることに成功したと発表した。日本近海や韓国周辺のみに1万羽程度しかいないとされており、同会は「個体数の増加につながる」と期待している。

 静岡県下田市沖の無人島・神子元(みこもと)島で、コンクリートブロックで作った人工巣(幅20センチ、高さ20センチ程度)を27カ所設置し、先月までに計5羽の巣立ちを確認した。

 カンムリウミスズメ(体長22センチ程度)は黒と白のペンギンのような色に、頭の冠羽(かんう)が特徴で、一生をほぼ海の上で過ごす。近年は、島に上陸するレジャー客が残したごみで天敵のハシブトガラスが増え、生息数が減少している。

 現在、日本で最大の繁殖地は日向灘の枇榔(びろう)島(宮崎県)で、1000羽以上が繁殖している。野鳥の会は、同じ規模の繁殖地を伊豆諸島周辺などでも確保する目標を掲げており、人工巣によって繁殖数を増やす計画だ。【久野華代】
http://mainichi.jp/articles/20160723/k00/00m/040/057000c

希少海鳥、人工巣で繁殖 下田・神子元島、世界初【静岡新聞アットエス2016年7月23日】
人工巣の近くで撮影された親鳥とみられるカンムリウミスズメ=4月、下田市の神子元島(日本野鳥の会提供)
 日本野鳥の会は22日、絶滅危惧種の海鳥カンムリウミスズメを人工の巣で繁殖させることに世界で初めて成功したと発表した。天敵のカラスから身を守りやすいよう、入り口を狭く、奥行きを深くするなど改良を重ね、伊豆半島沖にある神子元島(下田市)で今年、少なくとも5羽のひなが巣立った。
 カンムリウミスズメは日本近海にすむ体長22〜26センチの小さな海鳥で、生息数は推定5千〜1万羽。敵が少ない無人島に巣を構えるが、マリンレジャーが盛んになって人の出入りが増え、放置ごみ目当てに飛来したカラスに食べられるなどして数が減っている。
 同会は、コンクリート製のU字溝や岩を使って内部の奥行き40〜50センチ、高さ約20センチの巣を作った。繁殖が確認できない年が続いたが、カラスが中をのぞき込めないよう、入り口に直径10センチほどのパイプを設置したところ、三つの人工巣でひなの鳴き声やふ化後の卵の殻が確認できた。
 同会で保全を担当する手嶋洋子さんは「鳥に好まれる巣の傾向がある程度分かってきた。これからも巣を改良し、生息数の増加を図っていきたい」と話している。
http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/263210.html

http://archive.is/wMz8Q
http://archive.is/bgklu
http://archive.is/QvOr9
http://archive.is/WbE5n
http://archive.is/q2iyc
http://archive.is/myVq4
http://archive.is/2hyHB
http://archive.is/iX8SH
カンムリウミスズメ 絶滅危惧種 カラスが捕食、写真公開 海鳥保全グループが撮影に成功 門川・枇榔島 /宮崎【毎日新聞2016年6月26日】(既報1ソース)
山口)上関の海鳥の希少性訴える 国際研究者ら県庁訪問【朝日新聞デジタル2016年4月29日】(カンムリウミスズメ)
門川のカンムリウミスズメ 移動ルート解明【宮崎日日新聞2016年3月13日】
カンムリウミスズメ:国天然記念物、カラスに襲われ減少? 門川町の枇榔島 /宮崎【毎日新聞2015年11月4日】(カラスバト)

posted by BNJ at 21:17 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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