2016年07月22日

コウノトリ 優雅に飛来 川島の水辺に2週間 /埼玉【毎日新聞2016年7月22日】

 千葉県野田市の繁殖施設から6月に放たれたコウノトリが今月6日、川島町に飛来し、2週間にわたって滞在した。同町や周辺の自治体は、コウノトリが暮らせる自然環境の整備を進めてきた経緯があり、県生態系保護協会の須永伊知郎研究部長は「コウノトリが荒川の水辺環境やこの地域の受け入れ態勢を評価してくれたのではないか」と話している。

 同協会などによると、コウノトリは白い体に黒い翼、紅色の足が特徴で、翼を広げると最大2メートルにもなる大きな鳥。虫やカエル、ドジョウを食べ、水辺の田園生態系の頂点となる存在だ。かつては全国に生息していたが、乱獲で減少。1971年、野生の繁殖個体が絶滅し、兵庫県豊岡市などで人工飼育が続けられている。

 野田市の繁殖施設「こうのとりの里」も2012年から飼育を始め、先月4日に行った放鳥は昨年に続き2回目。川島町に飛来したのは、放たれた2羽のうちの1羽で「きずな」と名付けられた個体。居場所を確認するために取り付けられたGPS(全地球測位システム)によると、江戸川を越えて三郷市や吉川市、松伏町を経て川島町に滞在。その後、20日に東京都八王子市に移動した。この個体を撮影した同協会の会員によると、水田や湿地で元気に餌を食べたという。

 川島町やコウノトリを自治体名に含む鴻巣市などは、関東の市町村で構成する「コウノトリ・トキの舞う関東自治体フォーラム」に参加。川島町では荒川の河川敷で「三ツ又沼ビオトープ」や「荒川太郎右衛門地区自然再生地」といった湿地の保全を進め、鴻巣市ではコウノトリの餌を育む水田での稲作を無農薬化する取り組みなどを行ってきている。【奥山はるな】
http://mainichi.jp/articles/20160722/ddl/k11/040/330000c

http://archive.is/toAaQ

posted by BNJ at 21:59 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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