2016年07月30日

ムクドリ対策 タカをもって制す 鷹匠に駆除委託 大分市の中央通りで来月3、4日 /大分【毎日新聞2016年7月30日】

 大分市は、市道中央通りに集まるムクドリ対策として、タカとミミズクを用いる鷹匠(たかじょう)による駆除を、8月3、4両日の午後7時〜8時半に試験的に実施する。佐賀県武雄市で活動する親子の鷹匠に委託した。道路を管理する市には、ムクドリのふん落下による被害や景観悪化を指摘する声が多く寄せられており、ムクドリの群れの近くにタカなどを放つことで、ムクドリが逃げ出す効果を狙う。

 市によると、中央通りでムクドリが大群を作るようになったのは約10年前。県内最大の繁華街で商業施設が多く、夜でも明るいためムクドリが好む環境になっている。

 市はこれまで、街路樹を通常より強く枝切りし、鳥が嫌う薬剤をまくなどの対策を取ってきた。しかし一時的に減ったように見えても、枝が伸びるとともに群れが戻ってきてしまっている。従来の対策では長期的には効き目がなかったとみており、新たな取り組みに期待している。【池内敬芳】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k44/040/302000c

迷惑ムクドリ タカが“撃退” 大分市が鷹匠に依頼 長年の「ふん害」解消期待 [大分県]【西日本新聞2016年7月29日】
黄色いくちばしが特徴のムクドリ。各地で市街地への飛来が問題になっている

ムクドリよけのため、短く刈り込まれた大分市中心部の街路樹

 大分市中心部の街路樹などにムクドリが多数飛来して騒々しく鳴き、道路がふんで汚される問題で、市は「鷹匠(たかじょう)」を招いてタカを飛ばし、ムクドリを追い払うことを決めた。8月3、4の両日夕に実施し、効果を検証する。ムクドリの「害」は10年以上前から課題。市はさまざまな対策を取ってきたが効果に乏しく、「奇策」に乗り出すことになった。

 招くのは佐賀県武雄市の鷹匠親子。ムクドリの天敵であるタカやミミズクを中央通り沿いの約200メートルで約1時間半飛ばすなどして、効果を見る。

 ムクドリは、2000年ごろから飛来するようになった。日暮れごろ数百、数千羽が街路樹などに集まり夜を過ごす。ムクドリはもともと郊外の森をねぐらに田畑で害虫を食べる「益鳥」だったが、洪水対策で大分川周辺が整備されて林が減ったことなどから、市街地に集まるようになったとみている。

 市は、06年からムクドリが止まる場所を減らすために街路樹を短く刈り込んだり、方向感覚を狂わせる強い磁石を設置したりしたが効果は上がらなかった。忌避剤を木に塗っても、しばらくすると慣れて戻ってきた。ムクドリ飛来は、各地の市街地で問題となっており、根本的な解決策は見つかっていないのが現状。鷹匠への依頼は、いわば最終手段。佐藤樹一郎市長は「いろいろ手を尽くしてきたがだめだった。今回はユニークな対策。イベントとしても面白いのではないか」と期待を寄せる。

 日本野鳥の会県支部の高野橋豊副支部長(74)は「もう打つ手がないということだろうが、開発と生態系保全のバランスの問題でもある。完全に追い払うためには、定期的に鷹匠を呼ぶ必要があるのではないか」と指摘している。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/262221

http://archive.is/JU6FI
http://archive.is/KTFXL

posted by BNJ at 23:52 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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