2016年07月30日

いばらき魅力再発見 石岡市半ノ木 ダチョウ王国石岡ファーム 「新しい食材」魅力広める /茨城【毎日新聞2016年7月30日】

 身長は2メートルを超え、体重は約150キロ。世界最大の鳥、ダチョウが敷地内を駆け巡る。堂々たる風格だが、性格は人なつっこく好奇心旺盛で、柵越しに人が近づけばすぐに寄ってくる。えさを手の上にのせて差し出すと、長い首を器用に曲げて食べる。歯が無いため、かみつかれてもけがの心配はない。

 石岡市にある「ダチョウ王国石岡ファーム」は、常時200羽ほどを飼育する、日本最大のダチョウ牧場だ。食肉用の畜産牧場であり、動物とふれあう観光牧場も兼ねる。施設内ではダチョウ肉のバーベキューが楽しめるほか、売店で刺し身や卵焼き、串焼きなども味わえる。

 刺し身は、わさびしょうゆで食べる。臭みはなく、あっさりしている。約1・5キロもある卵をホットプレートで目玉焼きにするのも人気という。ヒレ、ハツや砂肝の各部位のほか、ソーセージやカレーなどの加工品も販売している。

 石岡ファームを経営する「常南グリーンシステム」がダチョウの畜産業を始めたのは約20年前。ダチョウの肉は赤身で、鉄分が豊富なうえ、高たんぱく、低カロリー、低脂肪。さらに、1年ほどで肉にでき、親鳥は年間50個ほど卵を産むので、効率も良かった。国外で新しい食材として人気が高まっていたのに着目した。

 当初はヒナを輸入して育てていたが、現在は、卵を産ませ、人工的にふ化させる技術を確立し、ヒナを出荷するまでになった。食用肉は年間約10トンを、県内外の飲食店などに出荷している。

 矢口宗平社長(38)は「えさの改善など手探りで技術開発してきた。施設を充実させ、技術を磨いてダチョウ肉の魅力を広めていけたら」と話していた。【山下智恵】
http://mainichi.jp/articles/20160730/ddl/k08/040/248000c

http://archive.is/4iXw0

タグ:ダチョウ
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