2016年08月15日

大分)ムクドリ対策、タカ出動 いたちごっこ解消に期待【朝日新聞デジタル2016年8月15日】

ワシミミズクを腕に乗せる石橋美里さん(左)=3日午後7時45分、大分市の中央通り

 街路樹に集まるムクドリに対し、大分市が今月初めに試したタカによる追い払い作戦。市によると、あれから10日ほど、ムクドリの群れが戻ってきた姿は確認されていないという。ただ、専門家は「継続的にやらないと効果は薄い」と指摘する。

 3日夜、JR大分駅前の中央通り一帯にあるケヤキなどの街路樹に、ムクドリの群れが集まってきた。街路は無数のフンで白く染まり、けたたましい鳴き声がビルの壁に反響した。

 そこへやって来たのは、鷹匠(たかじょう)の石橋秀敏さん(50)と長女・美里さん(22)=佐賀県武雄市=。2人の手には、タカ科のハリスホークとフクロウ科のワシミミズク。鷹匠はタカを飼育・訓練する専門家で、最近は害鳥駆除や追い払いもしている。夜行性のミミズクもムクドリの天敵だ。

 ログイン前の続きタカが翼を羽ばたかせて街路樹周辺を旋回し、地上からは石橋さんらが手にとまったミミズクを近づけると、数十羽のムクドリが一斉に空へ逃げ出した。

 市によると、3〜4日にタカを飛ばした後、今のところムクドリは中央通りに姿を見せていないという。

 ムクドリは本来、農作物の害虫を食べる益鳥だが、近年は外敵が少ない都市部にねぐらを移す例が多い。中央通りにも夜には2万羽以上が集まっていた。

 市は10年以上にわたり、カラスの模型やムクドリが嫌う臭いが出る忌避剤を置くなどの対策をしてきたが、いずれも効果は一時的。枝を切っても、中央通りから近くの別の通りに移動するだけで、枝が伸びたら戻ってくる「いたちごっこ」が続いていた。

 市は、福井市などで鷹匠によるムクドリ対策の実施例があると知り、石橋さん親子に対策を依頼した。

 ただ、今回タカを飛ばしたのは2日間のみ。山階鳥類研究所=千葉県我孫子市=の平岡考(たかし)・自然誌研究室専門員は「いかに少ない回数でちゃんと追い払うかの見極めが大事。追い払ったムクドリの行き先も考えないと、また同じ場所に戻ってくる」と助言する。そのうえで「ムクドリも自然界の一員なので、どこかで折り合いをつけないといけない」とも指摘する。

 大分市の今回のムクドリ対策事業費は、事前にムクドリを数える調査委託費など約85万円。市の担当者は「予算を考えると何度も鷹匠は呼べない。今回の効果を検証して、再び鷹匠にお願いするか検討したい」と話している。(枝松佑樹)
http://www.asahi.com/articles/ASJ8D6V0QJ8DTPJB00Y.html

大分市「ムクドリよ驚いタカ!」 親子鷹匠、駆除に挑む【毎日新聞2016年8月7日】
タカを使ってムクドリ駆除を目指す石橋美里さん
 大分市中心部の中央通りにムクドリの大群がすみつき、フン落下被害が起きている問題で、市は3、4両日の夜、タカやミミズクを使う「鷹匠(たかじょう)」による駆除を試験的に行った。繁華街で繰り広げられた野鳥対策。多くの通行人が空を見上げ、通りはごった返した。

<写真特集>カラス駆除のために飛ぶタカ
<兵庫でも鷹匠出動>※狩りではありません
<これまでどんな取り組みがあった?>
 市によると街路樹にムクドリの大群が見られるようになったのは10年ほど前。枝を伐採し、鳥が嫌う薬剤をまくなどしたが、十分な効果は表れていない。ムクドリは現在では約2万羽に上るとみられる。そこで鳥を使って害鳥排除に取り組む石橋秀敏さん(50)、美里さん(22)=佐賀県武雄市=親子に対策を依頼した。

 2人はハリスホークという種類のタカを、通りの西側のビル7階から東側の歩道に向けて滑空させたり、ビル屋上から周囲を監視させたりして上空からムクドリを威嚇。さらにワシミミズクを手に乗せた状態で歩道を歩き、鳥が襲われた際に出す不快な音を響かせて地上からも脅した。ムクドリの群れは、ふだん街路樹に集まる時間になっても姿を見せなかったり、一斉に飛び立ったりと、右往左往していた。

 美里さんは「まだ調査段階だが、タカが飛んだ後に(仲間が襲われて)叫び声が上がる、というストーリーを示すことができた。何度か繰り返すことが重要」と話していた。【池内敬芳】
http://mainichi.jp/articles/20160807/k00/00e/040/277000c

タカでムクドリ追い払い 大分市のふん害対策に佐賀の鷹匠協力【産経ニュース2016年8月5日】/strong>
ムクドリを追い払うために呼ばれた鷹匠の石橋美里さんとタカ
 大分市は3、4の両日、市内中心部「中央通り」の街路樹に大群で集まるムクドリを追い払うため、天敵のタカを放った。ムクドリのふん害や鳴き声による騒音が長年の問題となっており、佐賀県武雄市の鷹匠、石橋美里さん(22)の協力を得て実施した。

 午後7時半ごろ、街路樹やビルの屋上にムクドリの群れが大量に集まると、鷹匠が放った雌タカは一直線に飛び、ムクドリを追い掛け始めた。

 市道路維持課によると、当日の夜は、中央通りの街路樹からムクドリの姿が見えなくなったという。周辺環境も含め、効果や影響を検証する。

 ムクドリは平成12年ごろから天敵のいない市中心部の大通りの街路樹に集まり始め、多い日で2万羽以上が木の枝に止まって朝まで過ごす。歩行者や近隣住民から苦情を受け、市は街路樹の枝を短く刈り込んだり、方向感覚を狂わせる磁石を設置したり対策を講じてきたが、効果は薄かった。
http://www.sankei.com/region/news/160805/rgn1608050006-n1.html

天敵に恐れタカ?ムクドリ姿消す 大分市中央通り【大分合同新聞2016年8月4日】
大分市中央通りの街路樹にいるムクドリを威嚇するタカ=3日午後8時ごろ
 大分市中心部の中央通りでふんを落とすムクドリやスズメを、天敵のタカ(ハリスホーク)やミミズクを使って追い払う実験が3日夜、通りで始まった。街路樹を寝床にするムクドリは、猛禽(もうきん)類に気付くと群れで飛び立ち、姿を消した。4日も同様の実験をして効果を調べる。
 市は佐賀県武雄市から鷹匠(たかじょう)の石橋美里さん(22)を招いた。タカを通り沿いのビル屋上に配置して威嚇、街路樹の下から別のタカとワシミミズクで追い立てる作戦。
 午後7時半ごろ、「ギャアギャア」という大きな鳴き声を上げながら、ムクドリが街路樹に飛来。石橋さんが通りからタカを放つと、一部のムクドリやスズメが逃げ出した。腕に乗せたワシミミズクを見せながらムクドリが嫌がる音を流すと、大部分が飛び立ち、鳴き声もなくなった。
 石橋さんは「ムクドリの行動パターンを見ながら実験的に追い払ったが、うまくいった。4日も同じ方法を試したい」と話した。
 市の調査によると、通りには約2万羽のムクドリがいる。道路維持課は「すぐに戻って来たり、近隣の住宅街に移り住む可能性がある。数日間様子を見て数が減れば、継続したい」としている。
※この記事は、8月4日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/08/04/005335772

http://archive.is/uHq8E
http://archive.is/w6umq
http://archive.is/v4Add
http://archive.is/zEfip
ムクドリ対策 タカをもって制す 鷹匠に駆除委託 大分市の中央通りで来月3、4日 /大分【毎日新聞2016年7月30日】
ムクドリ対策タカ投入 ふん害に憤慨、大分市が実験へ【大分合同新聞2016年7月23日】

posted by BNJ at 11:30 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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