2016年08月17日

石川 父・悟堂の足跡に感慨 長女の小谷ハルノさん訪問【中日新聞2016年8月17日】(既報1ソース)

寄贈されたアルバムを前に父・中西悟堂との思い出を振り返る小谷ハルノさん=金沢ふるさと偉人館で

金沢ふるさと偉人館

 金沢市出身で日本野鳥の会を創設した歌人中西悟堂(一八九五〜一九八四年)の長女小谷ハルノさん(79)=横浜市=が十六日、金沢ふるさと偉人館を訪れ、本紙を通じて市民から寄贈されたアルバムや書簡などと対面した。当時の思い出を振り返り、自然保護活動に励んだ在りし日の父親に思いをはせた。

  (佐々木香理)

 アルバムや書簡は、北陸放送社員だった故西尾博保さんの遺品。一九五五年に悟堂らが実施した白山調査に参加し、その後も交流があった。「感激の声」と題した白山山頂での音声テープとともに、西尾さんの家族が保存していた。

 各写真には撮影日時や場所の説明など細かいメモが付き、小谷さんは「見たことのない写真もある。ずいぶん大事に取ってくださっている」と感慨深い様子。調査の際に転落したけがで包帯姿となった写真には「自分は知らずに大学に登校していたので、友人たちにすごく心配された」と振り返った。

 特に驚いたのは、東京都内での転居先を伝える手紙。こまごまとした文章の余白に「千歳船橋」「渋谷」といった路線図やバスの停留所が丁寧に記されている。「とても父らしい。仕事の合間でも必ず返信していた」と懐かしんだ。

 同館の増山仁学芸員は「関係者を知る人が減っていく中で非常に役立つ」とも話す。音声テープは再生できる機器がなく、機会があれば紹介したいという。小谷さんは「父の肉声がまた聞ければうれしい」と期待を込めた。
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20160817/CK2016081702000043.html

石川 悟堂の探鳥活動克明 金沢の西尾さん 新資料 本紙通じ偉人館に寄贈【中日新聞2016年8月15日】
(上)西尾博保さんの遺品から見つかった中西悟堂さんの写真。調査の帰りに崖から落ち入院した際の姿(下)寄贈された資料=いずれも金沢ふるさと偉人館で

 日本野鳥の会の創設者で金沢市出身の中西悟堂さん(一八九五〜一九八四年)の私書や写真アルバムなど十五点を、西尾桂子さん(77)=金沢市菊川二=が北陸中日新聞を通して金沢ふるさと偉人館に寄贈した。(岡本真穂)

 桂子さんは二〇一〇年に亡くなった元北陸放送社員の夫、博保さんの遺品を整理中、偶然中西さんの写真アルバムを発見。「いったんは処分しようと考えていたものなので、何か役に立つのなら」と、北陸中日新聞に提供した。

 写真や音声は博保さんが一九五五年に白山の生態系を調査した際、同行して残していたもので、調査にあたり数年間やりとりしていた手紙も一緒に保存されていた。写真には中西さんの人柄が表れた楽しげな様子が収められており、博保さんの字で日時や場所が詳細に書き込まれている。

 金沢市は七月十九日付で資料を採納。中西さんの写真などを展示する金沢ふるさと偉人館の担当者は「ほとんど見たことがないもの。展示も検討したい」と話している。

 中西さんは「野の鳥は野に」と自然の中で鳥を保護する大切さを主張し、野鳥という言葉を生み出した。日本野鳥の会を三四年に創設し、初代会長に就いた。
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20160815/CK2016081502000048.html

posted by BNJ at 21:48 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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