2016年09月03日

野生動物「誤認救護」に注意 「手差し伸べる前に連絡を」 保護センター、今年8件確認 /岡山【毎日新聞2016年9月3日】(フクロウ)

野生動物をむやみに保護しないよう呼びかける服部花奈子さん=岡山市北区京山2の県鳥獣保護センターで、林田奈々撮影
 野生の動物の子どもや鳥のヒナを「親とはぐれた」などと勘違いして保護してしまう「誤認救護」が毎年、春から夏にかけて起きている。事故に遭った動物の保護などにあたる県鳥獣保護センター(北区京山2)は今年、8件(2日現在)を確認し、これらを引き取った。センターは「誤認救護は『動物の誘拐』。手を差し伸べる前に考えてほしい」と注意を呼びかけている。【林田奈々】

 センターによると、誤認救護は人間側の勘違いで起こる。あるフクロウのケースでは、巣立ち直後でまだ外見もヒナに近く、うまく飛べずに路上にいたところを、見つけた人が心配になって自宅に連れて帰った。しかし、フクロウは餌を食べるそぶりを見せず、どうしていいか分からなくなってセンターに連絡。保護から数日たっており、「親元に戻すのは難しい」と判断し、やむを得ずセンターで預かったという。

 他にも、巣の引っ越しのために一時的に親と離れて隠れていた野ウサギやタヌキの子どもなどが誤って保護されることが多い。幼い野生動物は、親とはぐれると餌の取り方など自然界で学ぶべきすべを身につけることができなくなる。

 センターは、保護して1日程度しか経過していなければ、元の場所に戻すよう指導しているが、引き取らざるを得ないケースは毎年10件前後ある。引き取った鳥獣は一定期間飼育してから野生に返しているが、人間に育てられた動物が野生に戻って生き残る確率は3割以下という。

 センター獣医師の服部花奈子さん(25)は「野生動物を捕まえて飼育するのは鳥獣保護法で禁止されている行為。保護をする前に一度連絡を」と話している。相談は同センター(086・252・2131)へ。受け付けは午前9時〜午後5時、年中無休。

http://mainichi.jp/articles/20160903/ddl/k33/040/612000c

http://archive.is/Ivei9
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posted by BNJ at 22:55 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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