2016年09月07日

タカの出番だ、サルよ去れ 出荷最盛期の田ノ浦【大分合同新聞2016年9月7日】

鷹匠の石橋美里さんがタカ、猟犬と一緒に“パトロール”して、タカを放った=6日午後、大分市田ノ浦地区
実験の途中で現れたサル=6日午後、大分市田ノ浦地区  大分市は6日、高崎山周辺の田ノ浦地区で農作物や家屋を荒らすサルを鷹匠(たかじょう)がタカと猟犬で追い払う実験をした。サルは2度、鷹匠の前に姿を見せたが、すぐに逃げたという。地区ではサルによる農業被害も深刻で、間もなく出荷の最盛期を迎えるイチジクから遠ざけるのが狙い。

 この日は市中心部の中央通りでムクドリを追い払った鷹匠、石橋美里さん(22)=佐賀県=が、タカ(ハリスホーク)、猟犬と一緒にイチジク畑の周りなど約600メートルを“パトロール”して、タカを放った。「木が生い茂っている場所では猟犬が使えた。サルに怖いと思わせることができれば、効果が出るだろう」と石橋さん。実験は7日も実施する。事業費は約50万円。
 市によると、高崎山周辺で群れに属さず、集落に住みつく「離れザル」は100匹前後いる。このうち、田ノ浦地区には5匹ほどが住みついている。地元でイチジクを育てる自治委員の星野明彦さん(68)は今年6月、自宅用に育てていたモモ250個が全てサルに食べられたという。「今年はひどい。悪天候で(5月ごろに収穫予定だった)ビワが不作だったため、他の農作物に手を出しているのかもしれない」と憤る。
 高崎山周辺では農作物や家屋被害への補償額が2015年度で1180万円と、14年度(590万円)より増えた。田ノ浦地区では10日ごろにイチジクの出荷が最盛期を迎える。市林業水産課は「今日の実験だけでは成果が分からず、明日以降も様子を見る。イチジクの出荷時期だけでもサルがいなくなってくれれば」と話している。
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/09/07/JD0054876201

大分)ムクドリ対策で活躍の鷹匠、今度はサル退治に挑戦【朝日新聞デジタル2016年9月7日】
放ったタカを迎える石橋美里さん=大分市神崎

 高崎山自然動物園(大分市)の外に居ついたニホンザルが農作物を荒らしている問題を受け、市は6日、市中心部のムクドリ対策を依頼した鷹匠(たかじょう)を招き、今度はサルの追い払いを試験的に始めた。ムクドリを震え上がらせたタカの脅威は、サルにも通用するか――。

 大分、別府、由布市にまたがる高崎山周辺の農家は長年、動物園を囲う柵の外に居ついたサルによる被害に悩まされてきた。

 サルは農作物を食い荒らし、家屋の屋根瓦や雨どいを壊す。高崎山管理公社の職員が見回りをするなどして、2012年度の被害は78件(総額133万円)に減っていたが、14年度は105件(同590万円)、15年度は162件(同1180万円)と増加傾向に。

 市は、8月にJR大分駅前の中央通りで街路樹に集まるムクドリを追い払ってもらった鷹匠の石橋秀敏さん(50)と長女・美里さん(22)=佐賀県武雄市=に、再び白羽の矢を立てた。石橋さんから「宮崎でカラスを追い払った時、近くのサルも逃げていった」と聞いていた。6日現在、中央通りにムクドリは戻っていないという。

 この日、石橋さん親子が訪れたのは、高崎山東側の田ノ浦地区。ビワやイチジクの農地が点在する地区に居ついたサルは、少なくとも5匹。昨年、生産したイチジクの半分が被害を受けたという星野明彦さん(68)は「サルは頭が良く、柵では防げない。タカに何とかしてほしい」と話し、この日の作業を見守った。

 美里さんがタカ科のハリスホークを手にのせ、狩猟犬とともに山林へ分け入ると、山道の向こうにいた数匹のサルが「キャキャキャキャ!」と鳴き声を上げながら、一目散に山奥へ姿を消した。

 タカと狩猟犬を連れて巡回した後、タカを農地の上で飛ばした。美里さんは「サルもムクドリと同じで、タカを怖いと思えば効果はあるはず」と話す。

 田ノ浦地区での追い払いは7日も続ける。市は今後、効果を見極め、再び依頼するか検討するという。(枝松佑樹)
http://www.asahi.com/articles/ASJ965FD8J96TPJB00W.html

http://archive.is/aoHaV
http://archive.is/1KF01

posted by BNJ at 11:55 | Comment(0) | 鳥獣狩猟ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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