2016年09月20日

カヌーをこぎ、花を楽しむ湖畔の休日 カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州 ヨーホー国立公園【朝日新聞デジタル&TRAVEL2016年9月20日】(ルーン/アビ)

鏡のような湖でカヌーに乗る


カヌーから見るエメラルド湖


カナダのシンボルとされる鳥、ルーン


湖を一周するトレイルからロッジを見る


アツモリソウは人気の野生ラン


夕陽をあびて輝くマウント・バージェス


湖を望む絶景のジャグジー


無風の湖は鏡のよう


 湖畔の一軒宿、エメラルドレイク・ロッジEmerald Lake Lodgeに泊まったなら、湖周辺のアクティビティーを満喫したい。まず体験したいのは、カナディアンカヌーである。

 抜けるような晴天。そして無風。

 絶好のカヌー日和である。

 ほかのカヤックタイプのカヌーに比べ、大きく安定感のあるカナディアンカヌーは、誰でも簡単にこぐことができる。

 まず出会ったのは、ルーンという鳥だった。日本語名は「あび」。と言われても、なじみはないが、カナダでは、1ドル硬貨にも描かれている国のシンボルとして親しまれている鳥である。その名前をとって、カナダでは1ドル硬貨を「ルーニー」と呼ぶ。黒い頭に赤い瞳が印象的な美しい鳥だ。

 水面に近い目線から見ると、湖は、また違う表情を見せる。刻々と変化する湖の色。無風の湖面は、まるで鏡のように湖畔の風景を映し出す。

かれんな野生の花を探して

 エメラルド湖畔には、約5キロの一周できるトレイルがある。日帰り客のいない早朝など、湖畔の眺望をひとり占めできるのはもちろんのこと、さまざまな野生の花を観察することができる。

 野生ランの中でひときわ美しいホテイランが咲いている。紫色の凜(りん)とした花は、なんとも、かれんで愛らしい。

 黄色のぽってりとした花は、アツモリソウ。日本の山で見られるものと違って、華やかな黄色が特徴的だ。

 平坦(へいたん)で歩きやすい道だが、次々とあらわれる花に目を奪われていると、ついつい時間を忘れてしまう。

化石のある山がそびえる

 湖畔からは、ほかにもいくつものトレイルが伸びている。そのひとつ、バージェス・トレイル・パスは、湖から見える険しい山々の中でひときわ印象的なとがった山、マウント・バージェスの峠をめざすルートだ。

 エメラルドレイク・ロッジのダイニングルームの名称にもなっているこの山は、バージェス・シェールと呼ばれるカンブリア紀の化石があることで知られる。これらの化石は、湖に近いフィールドという町のビジターセンターでも見ることができる。

 湖の色と同じく、マウント・バージェスも時間帯によってさまざまな表情を見せる。夕刻、黄金色の夕日に光り輝いて見えた雄姿は忘れられない。

 ロッジには、湖の望める絶景のジェットバスもある。エメラルド湖の魅力を堪能した一日の締めくくり、ぜいたくな時間が過ごせる。夜が更けた後の星空もまた美しかった。

旅のデータ

日本からのアクセス:成田からエアカナダ、日本航空などでバンクーバーまで約9時間、国内線に乗り換えてカルガリーまで約1時間20分。カルガリーからエメラルド湖までは車で約3〜4時間。

取材協力

カナダ観光局 www.canada.jp

ブリティッシュ・コロンビア州観光局 http://www.hellobc.jp/

カナディアン・ロッキー・マウンテン・リゾート http://www.crmr.com/
http://www.asahi.com/and_travel/articles/SDI2016091573431.html

http://archive.is/G3c0m

タグ:アビ カナダ
posted by BNJ at 21:27 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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