2016年09月26日

大学倶楽部・琉球大 外来植物を駆除 亜熱帯の豊かな植生が見られるキャンパス復活目指し【毎日新聞2016年9月26日】

講座は8月29日から3日間行われ、まずは雑草を取り除き、在来種の植栽準備を行った

イワダレソウの植栽風景

自然環境豊かな琉球大のキャンパス

一夜だけ花を咲かせる幻の花として知られているカザリバナ。日本では沖縄〜奄美に分布し、琉球大のキャンパスでも毎年6月末〜7月後半に見ることができる
 琉球大学は沖縄県宜野湾市西原町、中城村、宜野湾市の三市町村にまたがるキャンパス内に広大な池や森がある。リュウキュウマツやガジュマルなどの亜熱帯木が生い茂り、千原池ではサギ類が羽を休めるなど、自然豊かなことで知られている。

 ところが、近年、アメリカハマグルマやギンネム、ランタナなどの外来植物が生い茂り、沖縄の個性豊かな景観とは言い難い状況になっている。このような現状を踏まえ、外来植物繁茂の現状と在来植物の植生の回復を目指す講座「沖縄の景観と植物」が開講され、このほど、3日間をかけて在学生や教職員ら30人が在来植物の植栽を行った。

 講座は、同大熱帯生物圏研究センターの高相徳志郎教授が開講。高相教授は「外来植物の多さが認識されていない現状は、非常に大きな問題」と述べ、参加者は雑草や雑木の駆除と在来種の植栽方法や苗づくりなどを実習を通して学んだ。

 初日は大学本部棟前の斜面で実習が行われた。前もって大学の施設運営部によってアメリカハマグルマが機械で刈られていたが、機械では難しい茎や根などを気温30度を超える中、手で丁寧に取り除いた。

 2日目は、午前中に在来種の説明が行われ、午後にイワダレソウと絶滅危惧種のイソノギクの植栽が行われた。イソノギクは奄美諸島や沖縄本島の海岸に生える野菊で、1年を通して、白い花を咲かせる。参加者の中には初めて苗植えをする学生もおり、高相教授の指導で熱心に植栽を行っていた。

 3日目は、クロイワザサの挿し木実習がビニールポットと培養土を使って行われた。育てられた苗はキャンパスの他の場所に植えられることになっている。

 3日間を通して、学生らは「イワダレソウが一面を覆う姿が楽しみ」「今回の活動が、キャンパス内の景観の改善につながればうれしい」などと話していた。参加者の一人、同大工学部情報工学科の玉城史朗教授は「景観の改善によって、観光客の見学コースや地元住民の憩いの場になれば」と話していた。
http://mainichi.jp/univ/articles/20160926/org/00m/100/015000c

http://archive.is/CAG7K

タグ:サギ一般
posted by BNJ at 22:11 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: