2016年09月28日

地域に守られ タンチョウの幼鳥飛び立つ【朝日新聞デジタル2016年9月28日】

田んぼでエサ取りをするタンチョウの親子=7月、むかわ町

■道央圏初、むかわに定着

 道央圏で初めてむかわ町周辺に定着した国の特別天然記念物タンチョウが地元の人たちに見守られ、今年は子育てに成功した。大きく育った幼鳥は、無事に飛び立ちの時を迎えた。

■共生を願った連携、実る

 見守り活動を続けてきたのは「むかわタンチョウ見守り隊」(門村徳男代表)。地元の市民団体「ネイチャー研究会inむかわ」(小山内恵子会長)の呼びかけで3月に結成された。

 26日夜に開かれた見守り隊の会合での報告によると、5月に孵化(ふか)したタンチョウのヒナは6月、親鳥とともに鵡川河口付近を通って水田方面に向かったが、そこでアクシデントが起きた。ヒナが水路に落ち、あがれなくなったのだ。農家からの通報で見守り隊のメンバーが出動、ヒナは水路から救出された。こうした救出劇は5回に及んだという。

 その後は順調に子育てが進んだ。9月には親子3羽で無事に飛び立ち、子育て地を離れ、周辺域で生活していることが確認されている。門村代表は「多くの人たちの理解と協力に感謝している」と話し、今後も親子3羽の動向を注視していくという。

 むかわには2011年に飛来した2羽のタンチョウが定着。13、14年にヒナ1羽ずつを育てあげたが、昨年は2羽のヒナが心ないカメラマンの執拗(しつよう)な追いかけで水路に落ちて死んだ。

 研究会はそれまでの「そっと見守る」から「伝えて見守る」に方針を転換。町広報誌や小冊子などで町民らに理解を求め、見守り活動を続けてきた。

 小山内会長は「営巣地や育雛(いくすう)地の保全や、子育てをする農地を持つ人たちとの連携など、これからもタンチョウとの共生をめざして一歩一歩進んでいきたい」と話した。

 (深沢博)
http://www.asahi.com/articles/CMTW1609280100005.html

http://archive.is/Z3Iet
タンチョウの生態学ぶ ネイチャー研究会inむかわ【苫小牧民報2016年9月26日】

タグ:タンチョウ
posted by BNJ at 11:40 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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