2016年10月04日

雲上のロッジ、冒険はここから始まる パプアニューギニア・マウントハーゲン【朝日新聞デジタル&TRAVEL2016年10月4日】(極楽鳥)

ロンドンリッジから雲上にハーゲン山を望む cYumi Yamaguchi


各地の仮面が飾られたロビーラウンジ cTrans Niuguni


ハイランドでは太古の昔と同じ農業が営まれている cTrans Niuguni


オーキッドガーデンにて、創業者のボブ・ベイツ cYumi Yamaguchi


マーケットで見かけた地元産のニンジン cTrans Niuguni


一見強面、実はとても親切なガイドたち cYumi Yamaguchi


大きな屋根が特徴的なロッジのパブリック棟 cYumi Yamaguchi


2100mの高地に立つ

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 世界で2番目に大きな島、ニューギニア島は、南米のアマゾンと並び、地球上で最も近代文明との接触が遅かった、いまだ未接触の民族がいるという説もある秘境。そして、世界の言語、約6000のうち、1000が集中する、世界で最も多言語な島でもある。

 その東半分を占めるのが、独立国のパプアニューギニアだ。首都のポートモレスビーから国内線で1時間。ハイランドと呼ばれる中央高地最大の都市、マウントハーゲンに着く。

 ロンドンリッジRondon Ridgeは、町の中心部からオフロードの山道を車で40分、町よりさらに700mほど高い、約2100mの高地に建つ、雲上のロッジである。

 運営するトランス・ニューギニ・ツアーズTarns Niugini Tuorsは、パプアニューギニア各地にアドベンチャーロッジを展開する老舗の旅行会社。その拠点がここなのだ。

無風の湖は鏡のよう

 到着したゲストは、バー、ラウンジからレストランまでひと続きになった開放感のあるパブリックスペースに誘われる。所狭しと飾られた摩訶不思議(まかふしぎ)な造形の仮面や像。トランス・ニューギニのロッジがある各地から集められてミュージアムのよう。ゲストのほとんどは、ロンドンリッジに滞在した後、さらなる辺境のロッジに向かう。多彩な文化に彩られたパプアニューギニアの冒険は、まさにここから始まるのだ。

 創業者であり、今も会社を率いるボブ・ベイツは、マウントハーゲンの魅力を「季候が良くて、野菜がおいししくて、人がいい」と語る。熱帯の高原は、一年中、夏の避暑地のように快適な気候。そして、遠い昔から農業の盛んだった。それを物語る世界遺産もある。1万年以上前(考古学的な立証では7000年前)に農業が行われていたことを示す遺構、クック遺跡だ。人々は今も太古の昔とほとんど変わらない方法で畑を耕す。そうして育てられた特産の野菜がロッジの食卓を彩る。濃厚で滋味豊かなニンジンの味は、忘れられない。

人なつこい人々と豊かな自然

 ロンドンリッジとは、ロッジが建つ村の名前。村の人々は人なつこく、子供たちはゲストの乗った車が通ると、駆け寄ってきて手を振る。ベテランぞろいのガイドたちも面倒見が良く、頼りになる。マウントハーゲンには必ずしも治安の良くないエリアもあるが、山上のロッジにいる限り、何の心配もない。

 裏山にはトレッキングコースも整備されている。野生ランの宝庫で、それらの一部は手作りのオーキッドガーデンに集められている。運が良ければパプアニューギニアの国鳥である極楽鳥を見ることもできる。

<旅のデータ>

ロンドンリッジの紹介

http://www.pngtours.com/lodge6.html

日本での予約窓口

PNGジャパン

http://www.png-japan.co.jp/

日本からのアクセス:成田からポートモレスビーまで週2便(土・水)運航のニューギニア航空の直行便で6時間50分。    
http://www.asahi.com/and_travel/articles/SDI2016100389531.html

http://archive.is/vZJi3

posted by BNJ at 11:43 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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