2016年10月06日

(各駅停話:760)京急本線:14 能見台 野鳥を引きつける森【朝日新聞デジタル2016年10月6日】

兼松さんによれば、カワセミは野鳥観察の入門編。「一年中いつでも、30分も待てば必ず見られる」と言う=横浜市金沢区長浜
 能見台(のうけんだい)駅から丘を越えて約15分。長浜公園の大きな池には、年間を通じて様々な野鳥が集まってくる。

 カワセミが姿を見せた。「あ、『おむすび』の所にいるね」「『宮本さん』に止まった。水浴びするな」

 兼松史朗さん(73)と妻の会話には符丁が交じる。観察に通ううちに、鳥が止まる岩や木に呼ログイン前の続きび名ができた。「おむすび」は岩の形から。止まり木はそれを立てた人の名字が由来だ。

 20年前、兼松さんは散歩中、興奮した様子の男性に呼び止められた。「一生に一度しか見られない! 見てください」。望遠鏡をのぞくと上半身が赤みがかった鳥が悠然と歩いていた。

 アカガシラサギだった。美しい姿に驚いた。観察に通い始め、のめり込んだ。

 池の周囲はかつて海だった。1970年代に埋め立てが進み、今は工場や住宅が広がる。公園には海とつながる汽水池と森が残り、野鳥の休息地になった。

 すぐ近くには旧米軍小柴貯油施設がある。木が生い茂り、約10年前に日本に返された。

 兼松さんは、人が立ち入らないこの森が野鳥を引きつけているとみる。「開発があるとすぐに鳥が減る。人間がいじったらだめなんだ」(太田泉生)

 ◆NEXT 京急富岡
http://www.asahi.com/articles/DA3S12595655.html

http://archive.is/GK7lF

posted by BNJ at 22:20 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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