2016年10月07日

ウトナイ湖サンクチュアリレンジャー通信 冬鳥が続々と渡来 あすから3日間、渡り鳥フェス【苫小牧民報2016年10月7日】

突然飛び立つマガンやヒシクイ=10月4日撮影
 晴天が多く、秋の風を感じるウトナイ湖は現在、ロシアのカムチャツカやシベリアで繁殖を終えたガンやカモの仲間が続々と到着し、にぎわいを見せています。前号で渡り鳥マガンの今シーズンの初認日はいつに、との記事を掲載しましたが、今年は9月8日に確認されました。また、同じガンの仲間のヒシクイも9月7日に初認され、共に昨年に比べ1週間以上早い到着となりました。

 ガンの仲間以外にも、カモ類、カイツブリ類、カモメ類、サギ類、アジサシ類、カワウなど、さまざまな鳥たちが見られます。そんなにぎやかなウトナイ湖で、水鳥の行動を見ていると、ほほ笑ましい場面に出くわすことがあります。

 湖面を泳ぐカモたちが、大勢のため前のカモにぶつかってしまう姿、じっとしているアオサギの後ろからなぜかそっと忍び寄るダイサギの姿、通年ウトナイ湖で生活をしている野生化したコブハクチョウが、水かきの付いた大きな平たい黒い足を白い羽の上に乗せてまったりしている姿など。

 散策路を歩いていると、上空から「カハハン、カハハン」「ガハハン、ガハハン」とマガンやヒシクイの声がし、V字に編隊を組んでいる姿を見られるのは、渡りシーズンならではの醍醐味(だいごみ)です。そんな、渡り鳥のことを知っていただくために、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターでは、あすからの3連休に「渡り鳥フェスティバル」を昨年に続き開催します。毎日の午後2時30分からは「秋の渡り鳥ウオッチング」で、ガン類やカモ類などを観察します。また、8日午後1時からは「北海道しめっちカルタ」大会を開催。9日午後1時からは苫小牧市の公式キャラクターとまチョップも参加する「渡り鳥・クイズ大会」、10日午後1時からは渡り鳥の生態を知る講座を開催。日本とオーストラリアを行き来するオオジシギについて、講師が分かりやすくお話しします。

 皆さまのお越しをお待ちしています。

(日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・和歌月里佳レンジャー)
http://www.tomamin.co.jp/feature/view?id=43300

http://archive.is/0ypkI

posted by BNJ at 23:22 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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