2016年10月08日

【大人の遠足】生を見たい! 体長約2メートルで体重は100キロ以上…ダチョウの魅力を五感で堪能−埼玉・新座市だちょう牧場並木屋

ダチョウのエサやり体験
 東京近郊でダチョウを間近で観察できる牧場があることを知り、「生のダチョウを一度見てみたい」と取材に出かけた。埼玉県新座市の関越道沿いにある「だちょう牧場並木屋」では、ダチョウのエサやり体験や、ダチョウの卵を使ったグルメを楽しむことができる。

 古代のロマン

 駐車場から奥の牧場へと入っていくと、少しずつ動物特有の匂いが漂ってくる。ほどなくして牧場に着くと、ダチョウとの距離の近さに驚いた。柵一つ隔てた所にダチョウがいて、柵の上から頭が見える。ダチョウに蹴られて骨折したという話を聞いたことがあり、「少し怖いな」と、とりあえず遠目に観察。それから、牧場代表の並木大治さん(46)が待ってくれていた売店に向かった。

 並木さんは実家が農業を営んでおり、「日本でダチョウは目新しいので、農業を盛り上げられるかな」という思いで、平成9年から3羽のダチョウを飼い始めた。現在は12羽に増えている。

 見学客からは「ゆったり歩く姿が優雅で癒やされる」と声が上がるという。一方、並木さんはダチョウの魅力について「古代のロマンがある」と力説する。「恐竜の子孫は鳥といわれている。ダチョウは骨格の構造が恐竜と似ているし、鳥と恐竜の間を色濃く残している」と目を輝かせた。

手からエサ

 ダチョウのエサやり体験は1回100円。「好奇心が強い鳥です」と並木さんが言う通り、エサを持たずに近寄っても、わらわらと集まってくる。体験ではエサ置き場に飼料を置いて食べる様子を観察するほかに、手のひらから直接食べさせることもできる。

 しかし、相手は体長約2メートル、体重100キロ以上の巨体。「つつかれると痛いので、触るなら自己責任で」と並木さんは注意を促す。自分の手で試してみると、少し痛かったが、思ったほどではなかった。

 牧場を訪れた東京都練馬区の小学1年、黒須賛太君(6)は、最初は「怖い」と恐る恐る接していたが、夢中になって食べるダチョウにひかれて「もっと(エサを)あげたい」とお母さんにおねだり。次第に手で直接ダチョウにエサをあげるようになり、「初めて見て最初はちょっと怖かったけど、かわいいし楽しかった」と笑みがこぼれた。

 舌でも満喫

 牧場ではダチョウとのふれあいだけでなく、ダチョウの卵のグルメも楽しめる。ダチョウの卵を使ったチーズ風味のカップケーキは、新座市で生産量の多いニンジンを甘露煮にしてトッピング。地元の野菜も使い、6次産業を推し進める農家として国の認定を受けている。

 他にも、ダチョウの卵と同じ大きさにしたという「だちょうのたまごサブレ」や、「だちょうのたまごアイス」なども販売している。五感でダチョウの魅力を味わい尽くせる牧場だ。

(さいたま総局 宮野佳幸、写真も)

      


 だちょう牧場並木屋 埼玉県新座市池田3の7の16。東武東上線朝霞台駅から「ひばりケ丘駅北口」行きバスか、西武池袋線ひばりケ丘駅から「朝霞台駅」行きバスで「池田二丁目」下車徒歩約5分。関越自動車道練馬インターチェンジから約15分。土日のみ営業で午前10時〜午後5時。入園無料。【問】(電)048・478・5546
http://www.sankei.com/premium/news/161008/prm1610080004-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/161008/prm1610080004-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/161008/prm1610080004-n3.html
http://www.sankei.com/premium/news/161008/prm1610080004-n4.html
http://www.sankei.com/premium/news/161008/prm1610080004-n5.html

http://archive.is/aYK7g
http://archive.is/BEKxj
http://archive.is/gb4aJ
http://archive.is/ihob7
http://archive.is/VL2OQ

タグ:ダチョウ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: