2016年10月20日

伝書バト 漁師の命綱 いすみ・大原小運動会で放鳥再現 「港町の歴史知って」 /千葉【毎日新聞2016年10月20日】(既報1ソース)

いすみ市立大原小の運動会で大空に向かって元気よく飛び立つハト
 かつて外房の漁港では、無線のない船で沖に出た漁師たちが、事故に遭った時などの連絡に伝書バトを使っていたという。現在、全国屈指のイセエビの水揚げ量を誇るいすみ市の大原漁港もその一つ。そんな地元の歴史を知ってもらおうと市立大原小学校(渡辺宗七校長、児童数402人)の運動会で300羽のハトが大空に放たれた。

 大原小や当時の新聞記事によると、大原の漁業協同組合がハトを使い始めたのは60年近く前。当時は小型の3〜4トンの釣り船が無線も持たずに30キロ沖などで単独操業していた。そこで地元のハト愛好家が、1000キロ離れた所からも自分の巣に帰ることができると言われるハトの能力を利用して船と港との通信に使うことを勧め、飼い始めたという。

 漁師たちは漁に出る際、ハトを2、3羽連れて行き、仕掛けた網が岩に引っかかって取れず助けを呼んだり、魚の大群を発見して仲間に知らせたりする時などに放った。港ではハトが運んできた手紙を見て対応した。ハトのおかげで漁師の家族は、船が港に戻る時間を知ることもできるようになったという。

 大原小は、このような歴史を児童に語り継ぐだけでなく、広く知ってほしいと、家族らが集まる運動会で放鳥を再現することにした。大原地区出身で小さい頃から自宅でハトを飼っていた渡辺校長の知人や友人の協力で300羽を集めた。15日にあった運動会の開会式では、児童が見守る中、ファンファーレとともに15羽ずつ入れられた20のカゴが次々に開けられ、ハトは元気よく快晴の大空に飛び立った。

 渡辺校長は「ハトが一昔前には港町・大原の人たちの生活に深い関わりがあったことを知ってもらいたかった。ハトは平和の象徴。紛争のない世界についても考えてほしい」と話した。【吉村建二】
http://mainichi.jp/articles/20161020/ddl/k12/040/016000c

漁業の歴史を継承 通信役だったハト300羽放つ いすみ・大原小【千葉日報オンライン2016年10月15日】
 かつて漁業で活躍した伝書バトの歴史を継承しようと、いすみ市の市立大原小学校(渡辺宗七校長、児童402人)は15日の同校運動会で、レースバト300羽を大空に放った。

 同校によると ・・・

【残り 219文字、写真 1 枚】
http://www.chibanippo.co.jp/news/local/357779

http://archive.is/JZoqx
http://archive.is/L4MdH

posted by BNJ at 22:22 | Comment(0) | 愛玩鳥/飼い鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: