2016年10月20日

猛禽類「ミサゴ」営巣撮影に成功 たつのの男性【神戸新聞NEXT2016年10月20日】

親のそばでじゃれ合う2羽のひな=たつの市内(木下清治さん提供)
誕生から1カ月が経過し、ひなも成鳥の顔つきに=たつの市内(木下清治さん提供)
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誕生から1カ月が経過し、ひなも成鳥の顔つきに=たつの市内(木下清治さん提供)
 環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されている猛禽(もうきん)類のミサゴが、兵庫県たつの市内で営巣する様子の撮影に、タカ観察愛好家の木下清治さん(60)=たつの市龍野町日飼=が成功した。ミサゴは大木などの高所に巣を作る習性があり、ほぼ同じ高さの撮影ポイントから4カ月かけて、ひなの巣立ちまでを記録に収めた。(松本茂祥)

 ミサゴはタカの仲間で体長約60センチ。木下さんは同市内の山中で今春、直径約1メートルの巣作りに励む姿を発見。ほぼ真横から望む約160メートル離れた高台にカメラを構え、毎週末の計約30回、通い詰めた。

 観察記録によると、4月末に抱卵の様子を確認。5月中旬にひなを認め、オスが持ち帰った餌の魚を、メスがちぎって与える様子が見えた。

 当初、ひなは2羽いたが、6月中旬には1羽しか確認できなくなった。カラスに襲われた可能性が高いという。もう1羽は7月初旬に親鳥とほぼ同じ大きさにまで成長。同中旬に巣立ちを確認した。

 ミサゴは空中でホバリングをしながら川などの魚に狙いを定め、水中に突っ込んで捕らえる豪快な狩りで知られる。観察期間中、近くの池でブラックバスらしき魚を親鳥が捕獲するシーンや、巣立ちをしたミサゴが揖保川で魚を捕る様子も目撃した。

 木下さんは「西播磨は川や池、海と魚を主食とするミサゴの餌場が豊富で好条件がそろっている。食物連鎖の頂点にいるタカが繁殖できる環境は、人にとっても健全な環境と言えるのではないか」と話している。
http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/201610/0009595178.shtml

http://archive.is/H8Mil

タグ:ミサゴ
posted by BNJ at 11:44 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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