2016年10月27日

面積が大きくなった無人島に上陸したいぞ! : KODOMO【読売新聞2016年10月26日】

キライーダ男爵 大金持ちの貴族だが、経歴や本名などはナゾ。勉強は苦手だが、世の中のできごとには人一倍関心があるらしい

吉良敦岐記者:小学生の時、夏休みの自由研究として紙粘土で西之島の模型を作ったことがある。島好きで、東京都では大島、八丈島、御蔵島、父島を訪れた

 あー、自分の無人島でも買って、「プライベートビーチ」でトロピカルジュースでも飲みたいなあー。

 


 男爵、いい物件があります! 最近、12倍の広さに成長した無人島があるそうです。小笠原諸島の父島とほぼ同じ緯度なので、温暖な気候で、まさに狙い目では?


キライーダ男爵:ほう、すごいなあ! 有望な物件だぞ。なんという名前の無人島なんだ? どうして面積が広がったんだ?

吉良記者:名前は西之島です。人間は誰も住んでおらず、海鳥が巣を作って暮らすのどかな島でした。ところが2013年11月に突然、島の近くで噴火が起こりました。ドロドロの溶岩が流れ出し、固まって陸地が増えたのです。

キライーダ男爵:じゃあ、まだ、誰もホテルやお店をつくっていないな。善は急げ! 早速、上陸して現地調査だな!

吉良記者:それはできないんです。西之島にすんでいた植物や動物は、噴火でほとんど死んでしまいました。島はこれから徐々に生きものが暮らせる環境が整っていく、とても珍しい環境なのです。科学的な調査が先で、まず火山や生物の専門家が上陸します。

キライーダ男爵:でも、専門家について行って島を見るぐらい、問題ないだろう?

吉良記者:そうでもないんです。男爵の靴の裏をよーく見てください。土がついているでしょう。植物の種が混ざっていると、何も生きものがいなかった島の環境に、男爵自身が植物を持ち込んでしまいます。そうすると調査が台無しになります。

キライーダ男爵:ふん、なるほど。じゃあ、あきらめた。写真を見ると、まだ固まった溶岩ばかりじゃないか。

吉良記者:トロピカルジュースなんか飲まずに、そこでサバイバルを体験したほうが、男爵がたくましく育つのではないかと思っていたのですが……。残念ですね。

キライーダ男爵:……無人島はやめた。やっぱり、ホテルのスイートルームでいいぞ。

 

 KODOMO新聞10月20日号には、今回のテーマについて、詳しい記事がのっているぞ。みんな、私といっしょにニュースの達人をめざそうじゃないか!(キライーダ男爵)
http://www.yomiuri.co.jp/kodomo/square/baron/20161024-OYT8T50144.html

http://archive.is/b1Wic

タグ:西之島
posted by BNJ at 11:06 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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