2016年10月27日

西之島にカツオドリ・昆虫・ダニ… 上陸調査の結果発表【朝日新聞デジタル2016年10月26日】(他2ソース)

【動画】西之島の噴火後初の上陸調査=環境省提供

溶岩の上にとまるカツオドリ=20日、東京都小笠原村の西之島、環境省提供

 環境省は25日、火山活動が落ち着いた東京・小笠原諸島の西之島で行った噴火後初の上陸調査の結果を公表した。噴火前に見られた植物や鳥、昆虫などの姿が確認できた。

西之島に研究者ら初上陸 火山島の成長過程や生態系調査
 西之島は2013年から15年までの間に噴火を繰り返した。20、21の両日に東京大の研究者らが、噴火前からもともとあった旧島が残る、島の西側を中心に生物や溶岩などを調べ、地震計も設置した。

 旧島部分では、もともと島に生息していたアオツラカツオドリが営巣、子育てをする様子がみられた。アトリやカツオドリも確認した。ハサミムシなどの昆虫やダニもいた。また、旧島に生えていたオヒシバ、スベリヒユなどの植物も確認した。溶岩の成分が安山岩であることもわかった。

 調査に同行した環境省の担当者は「生物相は貧弱な状況で、なるべく人の影響を排して、見守っていくことが重要だ」としている。(小坪遊)
http://www.asahi.com/articles/ASJBT61NDJBTULBJ019.html

西之島 海鳥の繁殖確認…噴火後初上陸・環境省報告【毎日新聞2016年10月25日】
西之島で観察されたアオツラカツオドリの若鳥=2016年10月20日、環境省提供
 噴火でほとんどの生物が失われた小笠原諸島・西之島(東京都、269ヘクタール)に初上陸した研究チームが25日帰り、環境省が調査結果を明らかにした。繁殖している海鳥や、生き残りの植物などを確認。生態系回復の礎となる生命が宿っていることを確かめた。

 同省の千田智基(ともき)世界自然遺産専門官によると、確認した鳥は森林などにすむ渡り鳥のアトリ、海鳥のアオツラカツオドリ、市街地などでも一年中見られるハクセキレイ。アオツラカツオドリは繁殖し、ヒナの姿もあった。植物は噴火前からはえていたオヒシバ、イヌビエ、スベリヒユの雑草類。ハサミムシやガの幼虫、トンボもいた。

 研究チームは、東大地震研究所や森林総合研究所で構成。20日に上陸し、溶岩に覆われなかった島の西側約0.5ヘクタールを主に調査した。火山活動を調べるため、地震計などを設置し、溶岩の採取なども行った。

 西之島は最も近い父島から約130キロ離れた無人の孤島。人の影響を受けず、今後、どう生態系が推移するか注目される。千田専門官は「貧弱になった生態系は復活しつつある。植物の種を運ぶなど、鳥が大きな役割を果たすのではないか」と話した。【久野華代】
http://mainichi.jp/articles/20161026/k00/00m/040/074000c

外来種持ち込まぬよう泳いで上陸…西之島初調査【読売新聞2016年10月26日】
溶岩に覆われずに残った場所で営巣するアオツラカツオドリ(20日撮影、環境省提供)
西之島の冷えて固まった溶岩の上で羽を休めるカツオドリの幼鳥。足元の白い部分はふんの跡(20日撮影、環境省提供)
西之島の冷えて固まった溶岩の上で羽を休めるカツオドリの幼鳥。足元の白い部分はふんの跡(20日撮影、環境省提供)
 2013年から約2年噴火が続いた小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)で行われた噴火後初の上陸調査で、カツオドリなど少なくとも3種類の海鳥が飛来していることが確認された。

 東京大などによる調査団が25日、明らかにした。環境省などは今後も調査を続ける方針だ。

 調査した専門家は「噴火によってほぼゼロの状態になった生態系の現状を知ることができた。今後、どのような進化を遂げるのか楽しみだ」と話している。

 調査は20、21日に、噴火で12倍の広さに拡大した西之島(268ヘクタール)の西側海岸で実施。火山学や生態学などの専門家ら7人が船で島に近づき、外来種を持ち込まないよう沖合約30メートルからは泳いで上陸した。

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http://www.yomiuri.co.jp/eco/20161025-OYT1T50082.html

http://archive.is/u6zy2
http://archive.is/SZPJN
http://archive.is/eRcfV

posted by BNJ at 11:11 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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